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法学論集

2466とはずがたり:2015/12/02(水) 18:11:43
>>2465-2466
処分組織の出戻りも相次ぐ

 一心会の「内部崩壊」から2日後の同7日、神戸山口組が神戸市西区の傘下組織事務所で開いた定例会。固く閉ざされた扉の向こうから、盛大な拍手の音が響き渡った。この日、山口組から過去に絶縁・除籍処分を受けて組織を離れていた4団体の元組長らが初めて姿を見せていた。

 山口組の有力直系組織・山健組組長の井上邦雄をトップに、離脱した直系組長12人と内部昇格した山健組傘下組織の組長1人の直参13人体制で船出した神戸山口組。拍手は、新たに元組長ら4人を直参として迎えたことを意味していた。

 捜査関係者によると、その後も内部昇格や山口組直系組織からの「移籍」の動きが確認されており、直参はこれまでに19人となったという。

 一方の山口組側は、苦境が目立つ。10月下旬には、直系組織の倉本組(奈良市)組長だった川地敏之(52)が拳銃自殺。配下の幹部が神戸山口組に移り、組織の板挟みになったことが原因とみられる。

 加えて11月15日には、三重県四日市市に拠点を置く直系組織・愛桜会(あいおうかい)会長の菱田達之(59)が手足を縛られ、金属の棒で殴られて殺害される事件も発生した。分裂との関連も視野に捜査が進んでいるが、分裂前には72人だった直参が56人に減っている。

 数字を比較すれば両者の勢力にはまだ開きがあるが、山口組側からさらに複数の組織が離脱するとの情報もある。このため神戸山口組同様、過去の処分者を傘下組織に復帰させる動きを活発化させており、実際に「出戻り」した元幹部もいるもようだ。

103カ所を捜索、143人を逮捕…その目的は

 「これならば、間違いない」。9月以降、神戸山口組の傘下団体とされる事務所に家宅捜索に入った兵庫県警は、飾られていた歴代山口組組長の写真の中から、現在の6代目組長である篠田建市(通称・司忍)の写真が外されているのを相次いで確認した。

 警察庁によると、11月25日現在、全国の警察が山口組と神戸山口組双方の事務所など延べ103カ所を捜索し、幹部ら延べ143人を逮捕した。逮捕後に証拠不十分で釈放されたり不起訴となったりするケースも散見されるが、あくまで主目的は両団体の実態把握にある。

 なかでも、情報収集のための専従班を設置している兵庫県警の最重要課題は、神戸山口組を暴力団対策法の規制対象である「指定暴力団」とするため、いまだ流動的な構成員数や組織の詳細を正確につかむことだ。

 激しさを増す勢力争い。食い止めなければ暴力を伴う衝突も懸念される。「最悪のシナリオは、一般市民が抗争に巻き込まれることだ。できるだけ早く、指定できるだけの材料をそろえなくてはならない」。捜査幹部は決意をにじませた。  (呼称略)


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