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法学論集

2433名無しさん:2015/10/12(月) 10:57:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151012-00000005-mai-soci
<山口組分裂>12団体が新組織へ 各県警は対立激化を警戒
毎日新聞 10月12日(月)10時11分配信

 国内最大の指定暴力団「山口組」の分裂を巡り、九州・山口では少なくとも12団体が新組織「神戸山口組」に移ったか、移るとみられることが九州・山口の各県警への取材で分かった。関係者によると、このうち8〜9団体の組員(準構成員を含む)だけで100人以上に及んでおり、数百人規模で移行が進んでいることになる。各県警は、双方が激しい切り崩しを続けているとみて情報収集するとともに、対立抗争を警戒している。

 各県警によると、九州・山口には分裂前の山口組傘下の暴力団が少なくとも72団体存在していた。内訳は福岡30以上▽佐賀3▽長崎5▽熊本3▽大分15▽宮崎10▽鹿児島3▽山口3。組員数は全部で約1900人。一方、沖縄には山口組系暴力団は存在しない。

 熊本県警によると、分裂問題を巡り組長が破門処分を受けた熊本市の1団体が新組織に移行した。このほか、福岡県の7〜8団体、佐賀県の2団体、大分、山口各県の各1団体が新組織に移ったか、移るとみられる。捜査関係者によると、新組織は「山健組」(神戸市中央区)を含む14団体で結成され、熊本の1団体はこの14団体の一つ。しかし今回判明した他の11団体は、結成時の団体には含まれておらず、今回初めて判明した。

 移行人数が判明しているのは、福岡県の50〜100人程度。山口県でも1団体約50人が移行するとみられるが、全員かどうかは分からず「確認中」(山口県警)という。

 警察当局は新組織、山口組の関係先を次々と捜索している。大阪府警は先月25日、新組織に移った「宅見組」(大阪市中央区)事務所を家宅捜索した。福岡県警も同日、山口組に残った傘下の組事務所(福岡市中央区)、先月17日も新組織系の組事務所(福岡県福津市)を捜索した。

 捜索を繰り返すのは「新組織の組織図や名簿を押さえたいからだ」(捜査幹部)。熊本県警は「暴力団とパイプのある捜査員が関係者から話を聞き、全体像の把握に努める」とする。福岡県警も捜査員が組員一人一人について、新組織に移行したか、残留しているか確認を進めている。ただ双方による切り崩しが続いており、捜査幹部は「今後どうなるか見極めることが重要」と話す。

 長野県飯田市のホテルでは今月6日、暴力団関係者とみられる男性(43)が射殺され、山口組系暴力団幹部(48)が殺人容疑で逮捕された。被害者は新組織に加入しようとしていたとの情報があり、九州・山口の各県警も警戒を強め、双方の傘下団体の事務所や組員宅などの巡回にも力を入れている。

 ◇過去に「道仁会」抗争 人違いで射殺も

 指定暴力団の分裂を巡っては、過去にも「道仁会」(福岡県久留米市)と「浪川睦(なみかわむつみ)会」(同県大牟田市、旧九州誠道会)との間で激しい抗争が起きた。

 2006年5月に道仁会の会長人事を巡り一部組員が離脱し、後に九州誠道会を結成して分裂した。12年12月までに福岡、佐賀、熊本、長崎の4県で発砲や手投げ弾の投げ込み、放火など47件の抗争事件が発生した。このうち、07年8月には道仁会会長が射殺されたり、同11月に佐賀県武雄市で入院中の一般男性(当時34歳)が人違いで射殺されたりするなど14人が死亡した。

 両団体は12年12月、暴力団対策法に基づき組事務所への立ち入りなどを禁じる「特定抗争指定暴力団」に指定された。それ以降抗争事件が起きず、両団体は13年6月「抗争終結」を宣言し、14年6月、指定解除された。


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