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法学論集

219小説吉田学校読者:2006/04/10(月) 21:27:29
またも仕事師川口裁判長。
どこもおっかなびっくり裁判員制度開始に向けて「試行中」という感じでしょうか。それと日弁連は、事務所同士で抜本的連携を取れるような態勢作りを急げ。

路上殺人、懲役13年…争点絞り込み1か月で判決
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060410it03.htm

 東京都足立区で1990年に靴製造職人白崎日出夫さん(当時56歳)が殺害された事件で、殺人罪に問われた無職、神酒(みき)年雄被告(57)の判決が10日、東京地裁であった。
 川口政明裁判長は「落ち度のない被害者を3回も刺した極めて悪質な犯行」と述べ、懲役13年(求刑・懲役15年)を言い渡した。別の窃盗事件については懲役1年2月(同1年6月)を言い渡した。
 裁判員制度を意識し、初公判前に争点を絞り込む公判前整理手続きが適用され、土日を挟んだ6日連続開廷も実施。初公判から1か月のスピード判決となった。

 ■連日開廷 
 神酒被告は90年11月、路上で肩がぶつかり口論になった白崎さんの腹などを果物ナイフで刺して放置、車にはねさせ死亡させたとして、時効直前の昨年11月に起訴された。凶器のナイフに残った血液と、神酒被告のDNA型が一致したことが決め手。弁護側はDNA鑑定の信用性を争い、無罪を主張したが、判決は鑑定が信用できると判断した。
 初公判の先月9日から16日まで、土日を除く6日連続で開かれた公判では、DNA鑑定を行った医師など計19人が証言、24日に結審した。審理期間は約1か月で、被告が否認した殺人事件の平均(1年程度)に比べ、大幅に短縮された。
 検察側は、従来なら2日はかける鑑定医の尋問を、質問を絞り込むことで半日で終わらせた。東京地検幹部は「裁判員制度ではさらに短縮が求められる。事件の全体像を明らかにすることとのバランスをどう取るかが課題」と話す。
 一方、主任弁護人の高橋俊彦弁護士は、「法廷でのやり取りの記憶が新しいうちに審理できるのはいいが、オーバーペースだった」と振り返る。開廷中は連日、午前1時過ぎまで準備に追われ、最終弁論でも、「迅速性だけが取り上げられ、審理がおろそかになっている」と批判した。
 ■対立 
 公判前整理手続きでは、弁護側は当初、「被告の供述の裏付けに関する捜査関連資料の一切」を開示するよう主張。これに対し、検察側は「争点を絞らずに証拠開示ばかり求めるのは問題」と対立した。
 手続きの過程で、検察側から開示された証拠は約400点。従来なら開示されなかったDNA鑑定の基礎資料も含まれていた。弁護側は、「鑑定のずさんさを示す書類が開示された」と評価する一方、「開示から初公判までの時間が短すぎ、十分に弁護に生かせなかった」と話す。
 ■弁護体制 
 検察側は今回、特別公判部の検事5人を投入したのに対し、弁護側は、国選弁護人が3人。独自でもう1人の弁護士を応援に頼み、証言を書き取るため事務所の職員にも常時、傍聴させた。公判証言の調書ができ上がるのは数日後になるため、裁判所から録音テープを借り、職員を多数動員してテープ起こしをしたという。高橋弁護士は「連日開廷では、組織で動く検察に比べて、弁護側は圧倒的に不利だ」と語った。
(2006年4月10日13時54分 読売新聞)


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