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法学論集
2122
:
名無しさん
:2015/03/14(土) 10:48:56
>>2121
■「ひたすら逃げろ」、逃げるが勝ち
男性の場合は、この手のパーソナリティでなくても、つき合い始めから、性的関係を求めることは珍しくないかもしれないが、つき合い始めから、いきなり結婚というような場合は、要注意だろう。
そして、女性の場合は、その日のうちに結ばれたからラッキーと男性は思ってはいけない。最初から盛り上がるような女性は、やはりボーダーラインの危険性が高い。男性ほどは暴力的ではないが、女性のストーカーも執拗なものだ。社会的生命に危険が及ぶことも珍しくない。
ここでも、とにかく恋愛というのは、すぐに性的関係を持とうとか、すぐに結婚しようなどと焦らずに、じっくり相手を見定めることが大切だということになるのだろう。
もちろん、ストーカーはボーダーライン型の熱しやすく冷めやすい(その上、冷めた後に激しく攻撃的になる)パーソナリティの人たちだけではない。とくにつき合ったわけでもないのに、妄想的に恋愛関係になっていると思い込むようなパターンの人もいる。
これは、さすがに自分が気をつけていても避けられない。
私たち、精神科医というのは、職業柄、この手のボーダーラインの人や妄想的になる人を診ることは珍しくない。
治療の原則としては、患者に好かれるほうがいいのだが、好かれすぎてしまうと、この手のストーカーに遭う危険が高くなってしまう。
実は、私は、アメリカ留学中に、精神科医のためのストーカー対策のビデオを見せられたことがあるのだが、理論よりプラグマティズム(実用主義)を好むアメリカならではの、びっくりするようなあっけない結論だった。
要するに、「ひたすら逃げろ」というのだ。帰る道を毎日変えるとか、うかつに玄関を開けないとか、そんな対処だった記憶がある。
しかし、精神科医がテクニックを駆使しても無意味だということを教えてくれるものだった。やはり逃げるが勝ちなのだ。
■自己愛を傷つけられると激しい攻撃性が生まれる
ただ、精神科医の立場から、もう一つ言えることがある。
相手の自己愛を傷つけないということだ。
私が尊敬する現代精神分析の祖とされるハインツ・コフート(1913-81、オーストリア)に言わせると、人間の攻撃性は生まれつきのものでもないし、フロイトのいうような生来備わったエネルギーのようなものでもない。
相手が自己愛を傷つけられたと感じるときに、激しい攻撃性が生じるのである。
要するに恥をかかされた、顔に泥を塗られた、バカにされたと思うと、激しい怒りが起こるのである。
そう考えると、 イスラム教徒の人がアッラーを冒涜されると怒る気持ちも、自分たちの自己愛が傷つけられたからだということになるのも理解はできる。安倍晋三首相のような下手な挑発もしないに越したことがないという話になる。
実は、川崎中1殺害事件も、取材を受ける中で、あまりマスコミに出ていない話を聞かせてもらった。
私は、被害者の中学1年の少年は、やられっ放しの、いわゆるいじめられっ子タイプなのだろうと思っていたのだが、大人に頼らない形での解決を試みていたというのだ。
加害者の18歳の少年は、弱いものには強いが、もともとはいじめられっ子で、自分より強いものにはパシリのような立場だったらしい。
そして、被害者の少年は、加害者の親分格の人間に訴え出たらしい。そして、加害者は被害者の少年に土下座のような形で謝罪させられたという。
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