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法学論集

208片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/04(火) 01:13:51
公訴棄却も含め、否認事件に限るとまた印象は違うだろう。
http://www.courts.go.jp/sihotokei/graph/pdf/7A6EA6399444F68E49256B6D004EECD1.pdf

阿曽山大噴火コラム「裁判Showに行こう」
深キョン怒った!「犯人を厳重に処罰してください!」
http://www.nikkansports.com/general/asozan/2006/asozan034.html

 先週は東京地裁で無罪判決が2つもあったんですよ。1つは「割り箸裁判」とも呼ばれていた、割り箸がのどに突き刺さり保育園児が死亡した事故で、業務上過失致死の罪に問われた医師根本英樹被告人の公判。もう1つは日歯連献金事件の村岡兼造被告人の公判。

 最近、無罪判決のニュースが多い気がするんだけど、滅多にないことなんだよね。2003年(平成15年)のデータを見ると、0・001%が無罪なんだから。それが、東京地裁だけで2つ。しかも、2つとも同じ裁判官なんだよな。なんか不思議というか驚きです。

 さて、今回はwebで書くからこそ意味のある裁判の傍聴記。3月29日に行われた荒里志被告人の裁判です。罪名は名誉棄損。女優の新山千春さんの顔写真に、別の女性のヌードを合成したアイコラ写真をインターネットに掲載したとして、荒里志ら4人が逮捕、起訴された事件で、アイコラで逮捕者が出たということで大きく報じたれた事件ですね。

 で、被告人は追起訴されていて深田恭子、優香、熊田曜子、安倍なつみ、平山あや、はしのえみ、島谷ひとみ、水野美紀などなど、他の女性のアイコラも掲載していたとのことです。検察官によると「被害者である深田恭子さんは『犯人を厳重に処罰してください』などと述べております」とのこと。
 こういう場合、本人に事情聴取するわけね。タレントも大変だなぁ。

 まずは、弁護人からの被告人質問。

 弁護士 「あなたはweb上の掲示板をレンタルしてたんですよね」
 被告人 「はい、そうです」
 弁護士 「そこでアイコラ写真を募ってこうなってるんだけど、他のサイトも管理してたんですよね。いくつくらい?」
 被告人 「約3万件のサイトを管理していました」
 弁護士 「そのうちの1つが、本件の掲示板である、と。写真はいちいちチェックしてました?」
 被告人 「してません」
 弁護士 「ちなみにアイコラ写真に興味は?」
 被告人 「全くありません」
 弁護士 「起訴状に載ってる芸能人を4人しか知らないって言ってましたもんね。ただ、こういう掲示板が法に触れるって意識はありました?」
 被告人 「全く思ってませんでした」
 弁護士 「全く、ですか?」
 被告人 「写真を使っているので、著作権の侵害…著作権に触れるかも、とは思ってました」

 等等、概ね起訴事実を認めつつ、あくまで掲示板を提供しただけ、という主張です。


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