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法学論集

201小説吉田学校読者:2006/04/02(日) 19:34:56
>>198-199
そうでしょうか。
殺人などの重大犯罪については、「撮られてもかまわない」とか「捕まってもかまわない」とか「私は捕まらない」とかそういうタイプには、いくらカメラがあっても抑止には繋がらないんじゃないんでしょうか。
事実、今回の川崎のマンションの事件も「第2の犯行」(これも建造物侵入含めると何番目の犯行なのか)は防げなかったわけでありまして、
カメラ公開も一歩間違えれば、別の場所での犯行を誘引するかもしれませんでしたし。
それに技術的にも夜間とか照明の暗いところでは、まだまだだと思うんですねえ。

思うに、プライバシー重視の副作用として、死角が増え、犯罪のおきやすい状況になっているんじゃないんでしょうか。最近建築のマンションなんかそういう傾向強いと思います。
一時期ピッキング盗が流行ったことありますが、これなどは、こういう状況を悪用して増えていったものと思います。
それでは、何が犯罪抑止に効果があるかというと、私は、人の目とか気配とか「機械ではない誰かに見られている」という雰囲気を作ってしまうのが一番効果があると思います。
なぜなら、機械は「記録するだけ」、人は「見て考えて、何か行動を起こす(かも)」ものだからであります。衆人環視で殺人とか強姦とかもやりにくいでしょう。

で、電車内のとか犯罪超頻発地域(歌舞伎町とか)あたりに監視カメラを付けると、「捕まりたくない」人が多いし、窃盗や暴行とか痴漢とか法規範が殺人や強姦よりは軽い犯罪が多いですから、これはできれば「捕まりたくない」人でも起こしやすい犯罪と思いますので、私も効果はあると思います。
でも、決定的効果といいますか、たとえば「歌舞伎町、治安がいいね。住みたいよ」と言われるまで抑止効果があるとも思えません。
抑止について言えば、カメラとか機械とかにあまり頼っちゃいけない、最後の決め手はマンパワーと思うのであります。足とか目とかが大事だと思います。抑止についてはね。


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