したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

法学論集

1944チバQ:2012/07/07(土) 12:24:51
 伝聞なら“裏取りして”確認するのが当たり前。それもせず、多数の生徒の「勇気ある声」を“無視”してしまった。これでは真実追求より、隠蔽に走ったと取られても仕方ないのではないか。

 現にこの問題が発覚して以降は、市教委に「ちゃんと説明してほしい」「きちんと認めたうえで謝罪して」といった抗議が殺到。テレビの全国ニュースでもたびたび取り上げられ、コメンテーターらからも市教委への厳しい非難が聞かれた。

 一方、この問題で沈黙を続けた越市長に対しても批判が出ている。

 今年1月に就任した越市長は、3月に男子生徒が通っていた中学校の卒業式に出席し、自身も小学3年と高校1年時代にいじめを受け、「今までに2回死にたいと思ったことがある」と涙ぐんで告白。「いじめのない社会をつくる責任がある」と力説していた。ところが、「自殺練習」が発覚して市に抗議が殺到し、市教委の姿勢が批判されても、当初は意見を述べたり、問題解決に向けイニシアチブをとることはなかった。

 男子生徒の両親は今年2月、いじめ行為をしたとする同級生3人とその保護者、大津市に約7720万円の損害賠償を求め提訴したが、市は「自殺に過失責任はない」として全面的に争う構えだ。

 5月の第1回口頭弁論で市は「教員のだれがどこで、いかなるいじめを目撃し放置したか具体的指摘がない」と主張した。これについて、男子生徒の父親は「いじめで死にたいという心情を実体験として明らかにした越市長が、答弁でそのこと(いじめと自殺の因果関係)を否定しているのが信じられない。(いじめ被害を告白した)あのスピーチは政治的パフォーマンスだったのか。そうなら息子の死をパフォーマンスに利用したことになり、あまりにむごい」と批判した。

 さらに、「なぜこのようなことが起きたのか、何一つ隠すことなく白日のもとにさらすことが、学校として当然なのではないか」と学校の調査結果の徹底した公表を求めたが、その1カ月余り後、はからずも市教委が重要な事実を公表していなかったことが露呈した。

 7月17日の第2回口頭弁論で両親は「自殺の練習」や教諭のいじめ放置などについても取り上げる意向だ。

 越市長は6日の記者会見で、「調査をやり直す。有識者の調査委員会を立ち上げる」と述べ、ようやく市として対応に本腰を入れていくことを明言した。「自殺の練習は真実ならいたましい話。市長就任後もっと早く調査に取り組むべきだった」とも話したが、就任から間もなく半年、“ハネムーン期間”も過ぎ、まさにトップとしての実行力が問われている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板