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法学論集

1930チバQ:2012/06/02(土) 19:04:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120602-00000035-mai-soci
<クラブ>大都市中心に摘発強化…無許可営業の店多く
毎日新聞 6月2日(土)14時5分配信

福岡市内のクラブでヒップホップユニットのライブに盛り上がる客たち=福永方人撮影

 東京、大阪、福岡などの大都市を中心に、音楽とダンスを楽しむ「クラブ」が風営法違反容疑で摘発されるケースが相次いでいる。無許可営業の店が多く、警察はこれまで黙認状態だったが、約2年前から取り締まり強化に乗り出した。ミュージシャンらは「新しい文化の発信拠点が失われる」と批判し、同法の改正を求める全国署名運動も始まった。

 ダンスフロアを揺らす音楽が突然止まり、踊っていた客は外に閉め出された。

 5月12日午前1時すぎ、福岡市中央区天神3の「親富孝通り」にあるクラブ「マーズ」に、スーツ姿の福岡・中央署員約10人が家宅捜索に入った。経営者の男性(40)が風営法違反(無許可営業)容疑で逮捕され、マーズは営業を休止した。

 福岡市内では昨年9月に親富孝通りの大型店「クラブX(エックス)」が強制捜査を受け、経営者らが逮捕されたのを皮切りに、これまでにマーズも含め無許可営業の4店が摘発された。

 このほか、中央署は許可を得ている店舗に対しても、営業実態を確認する立ち入り調査を実施している。

 中央署は「深夜から朝方にかけてクラブ周辺から暴行や窃盗などの110番が多く、住民からの騒音苦情もある。クラブに出入りする若者の一部は薬物使用も疑われる。犯罪や迷惑行為の根を絶つために取り締まりを強化した」と説明する。東京、大阪、京都でも有名クラブが次々と摘発されているが、「他県の動きとは関係ない」という。

 だが、これまで風営法違反でのクラブ摘発はほとんどなかったため、クラブ関係者やアーティストらには唐突な”クラブつぶし”とも映り、困惑と反発が広がっている。

 親富孝通りのクラブ「ベース」のオーナー、狩野雅紀さん(33)は「親富孝のクラブはずっと朝までやってきて警察もほとんど黙認だったのに、いきなり強制捜査なんておかしい。市民に迷惑をかけないよう環境を改善するつもりは十分ある」。

 福岡市内のクラブでDJ(ディスクジョッキー)を務める男性(36)も「仕事場が営業休止となり、生活に困っているDJもいる。クラブで犯罪やドラッグの問題なんてほとんどないのに……」と戸惑いを隠さない。

 全国的には5月29日から音楽家の坂本龍一さんらが呼びかけ人となり、風営法の規制対象からダンスを削除するよう求める署名活動が始まった。クラブは現代アートの発表などにも利用されることから「多くのクラブは健全な交流の場で、音楽家、アーティストを輩出し、新しい文化を生み出す場」と訴えている。

 今年4月から中学校の体育でヒップホップも含めたダンスが必修化されるなど、ダンス文化の認知度は高まっている。警察側も「ダンスやクラブ自体を否定するわけではない」(中央署)との見解だ。

 そもそも、1948年に制定された風営法の規定が「時代遅れ」との批判もある。風営法に詳しい斎藤貴弘弁護士(第二東京弁護士会)は「制定当時はダンスが風紀を乱すというイメージが強かったが、近年のクラブの文化的貢献や経済効果を考えると、一律に規制するのは行き過ぎだ。ただ、クラブ側にも犯罪や薬物の温床になっているという負のイメージを改善する努力が求められる」と指摘する。【福永方人】

 ◇クラブと風営法

 DJの選曲に合わせて客が踊るクラブは、レコード文化が復活した90年代以降、全国各地で増加した。風営法上の「客にダンスをさせ、かつ飲食をさせる営業」に当たり、都道府県公安委員会の許可が必要とされている。ただ、許可を取っても営業時間は午前0時(地域によっては同1時)までとの制約がある。イベント会場として貸し出すなどクラブの形態が多様なこともあり、無許可で朝方まで営業する店も多い。


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