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法学論集

186とはずがたり:2006/03/27(月) 23:56:50
死刑制度反対の元民青の友人は死刑制度に依ってほんとに遺族は気が済むのであろうかと云うのを死刑制度反対の論拠としていつも持ち出すが勿論死刑にしても救われないかもしれないが,少しは気が晴れるんでないの?この記事の被害者の弁を見ても

オウム:「きちんと審理してほしかった」遺族や被害者ら
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060328k0000m040108000c.html

松本被告が収監されている東京拘置所=27日午後8時18分、松田嘉徳写す

 「教祖」死刑の公算が大きくなった。オウム真理教(アーレフに改称)の松本智津夫(麻原彰晃)被告(51)側の控訴を棄却した27日の東京高裁決定。控訴趣意書の提出を巡って1年以上も争ったあげく、弁護側が提出しようとした前日に、高裁は審理を打ち切る決断をした。弁護人を突然解任するなど曲折をたどり、やっと始まった初公判から約10年。「麻原公判」はまたも異例の展開を見せた。遺族らからは、決定を評価する意見の一方で「きちんと審理してほしかった」などの声が聞かれた。

 妻子ともども殺害された坂本堤弁護士の同僚だった岡田尚弁護士は、「裁判を通じて真相に迫ってほしいという気持ちがあっただけに釈然としない」と手続き論による控訴棄却の判断に疑問を投げかけた。しかし、「下された結果は結果として受け止め、坂本弁護士の墓前にも報告したい」と続けた。

 信者の脱会を支援したためにサリンで襲撃された滝本太郎弁護士は「弁護人が書類を出さず、被告も1審から裁判妨害を重ね、自ら権利を放棄をしたのだから、やむを得ない」と高裁の判断を支持した。そのうえで、被害者の立場から、真相究明の最後の機会が審理に入らずに終わったことを悔しがり、「死刑執行に立ち会わせてほしい」と話した。

 信者に脱会を説き、猛毒VXガスで襲撃された「オウム真理教家族の会」の永岡弘行会長(67)は、「私たちは死刑は麻原1人でいいと考えている。麻原が何もしゃべらないまま死刑が確定すれば、神格化されて、今教団にいる若い信者のマインドコントロールが解けないままに終わる」と警鐘を鳴らす。さらに「教団の幹部は信者に『何も語らず、さすがは尊師だ。君たちも見習え』と教えている。高裁は審理を開き、麻原の人間性を暴くため、ありとあらゆる努力をすべきだった。麻原はしてやったりとほくそ笑んでいるはず。それに引っかかったのが検察と裁判所だ」と憤った。

 一方、松本被告の弁護団の1人は「やりやがった。一番ひどい仕打ちだ……」と声を落とした。28日に控訴趣意書を出し、被告の家族とともに記者会見する準備をしていた。「趣意書が出れば、受け取らざるを得なかっただろう。(前日を)狙ってやったとしか思えない」と語った。

 また、1審で松本被告の弁護を担当した弁護人の1人は「東京高裁が依頼した鑑定医が『訴訟能力あり』という鑑定書をまとめた段階で、控訴棄却決定はある程度予測していた」と話した。1審の弁護団は96年秋ごろから松本被告と十分接見できない状態になったが、この弁護士は「接見していても訴訟能力があるのかないのか、精神に異常があるのかないのか、正直言って判断がつきかねていた。他の弁護士の多くも同じだったと思う」と話した。

 94年6月の松本サリン事件で二男豊さん(当時23歳)を亡くした静岡県掛川市の主婦、小林房枝さん(63)は「心残りとほっとした思いが入り交じっています」と話した。「なぜあの事件をあの場所で起こしたのか。一番知りたいことが何も分からないまま裁判が終わる」という割り切れない気持ちの一方、「これ以上実りのない裁判が長引くとしたらつらかった。死刑が確定すれば一つの区切りになる」という。豊さんの月命日の28日、墓前に控訴棄却の報告をするという。

毎日新聞 2006年3月27日 21時21分 (最終更新時間 3月27日 23時19分)


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