したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

法学論集

184小説吉田学校読者:2006/03/21(火) 22:07:09
この事件、よみうりテレビがかなり長くやっていましたが、被告人に保釈決定があった時点で検察は敗北を覚悟していたでしょう。
防犯カメラに映った画像と体型が一致していないなど色々「シロ」に心証傾かざるを得ない事件でした。

大阪地裁所長襲撃:「共謀自白、信用できぬ」 2被告無罪判決−−大阪地裁
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/archive/news/2006/03/21/20060321ddm041040056000c.html

 大阪市住吉区の路上で04年2月、当時の鳥越健治・大阪地裁所長(63)=現広島高裁長官=が現金を奪われた事件で、強盗致傷罪に問われたトラック運転手の〓(そう)敦史(31)=同市住之江区▽建設作業員の岡本太志(28)=同市西成区=両被告の判決が20日、大阪地裁であった。2被告は少年3人と共謀したとして起訴されたが、米山正明裁判長は「両被告を共犯者とした少年3人の自白供述は、取調官による圧迫的取り調べ、誘導などで形成されたもので信用できない」と、いずれも無罪(求刑・各懲役8年)を言い渡した。【前田幹夫】
 少年3人も現在は無実を主張。保護処分の取り消しを求めるなどしており、大阪家裁の審判が注目される。
 判決によると、04年2月16日午後8時35分ごろ、帰宅中の鳥越所長が体当たりされ、若者4人に現金約6万3000円を奪われた。鳥越所長は骨盤骨折の重傷。大阪府警は5人組の犯行と断定し、両被告と少年2人(当時16歳と14歳)を逮捕、当時13歳の少年を補導した。少年3人は当初関与を認めたが、両被告は無罪を主張していた。
 公判では(1)少年3人の捜査段階・家裁審判の供述の信用性(2)防犯カメラが記録した4人組と人物像が一致するか(3)少年(当時13歳)のアリバイ−−などが争点だった。
 米山裁判長は、「地域の少年グループの一人が捜査機関に迎合的な虚偽供述を重ね、(逮捕・補導された)少年らが浮上した」と指摘。両被告を共犯者とした少年3人の自白について「著しい変遷があり、信用性確保の配慮がされていなかった」とした。特に、当時13歳の少年の取り調べは「通算で76日間になり、際限ない調べから逃れようと虚偽供述をしてもおかしくない」と批判した。
毎日新聞 2006年3月21日 東京朝刊


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板