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法学論集

1785チバQ:2010/10/02(土) 12:06:52
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100920/crm1009201801014-n1.htm
【衝撃事件の核心】狙いは「激アツ店長」に「ゆるい役所」…道具屋グループの“完全詐欺マニュアル” (1/5ページ)
2010.9.20 18:00

このニュースのトピックス:◇注目事件ファイル

警視庁が道具屋グループのアジトから押収した正規の住基カードなど=久松署 社長に専務、常務、統括、その下に数十人規模の各部員…。警視庁が8月、幹部らを摘発した振り込め詐欺の道具屋グループは一見、大手企業と見まがうような一大組織を形成していた。他人名義の住民基本台帳カード(住基カード)が取得しやすい自治体のリストや、警察官を装った運転免許証の入手方法を完全マニュアル化。その手口は“企業努力”のたまものともいえる。幹部らの逮捕により「破綻(はたん)」を余儀なくされたが、一連の犯行はだまされた側の自治体の対応の在り方に一石を投じるなど、波紋を広げている。(伊藤弘一郎、内藤慎二)


眼光鋭く「捜査員」を演出
 

 「細かいところまで、よく考えてある。たいしたものだ」

 警視庁幹部が出来栄えに感心したA4サイズの犯行指南書がある。都内の犯行グループのアジトを家宅捜索した際に押収した「コンビニ営業マニュアル」。そこにはコピー機に置き忘れられた他人の免許証を得るための方法が詳細に記されていた。手順は以下のようなものだ。

 コンビニエンスストアを訪れ、店内が混雑していた場合や、手ごわそうな「NG店員」が出た場合は犯行を回避。そうでなければ店員に店長を呼んでもらう。ここでも「NG店長」なら「忘れ物をしたのですが、ありませんでしたか」と引き下がるが、「無精ひげのだらしない身なり」や「気弱そうな」店長が出てきたら「激アツ(狙い目)」だ。

 偽の警察手帳を見せて捜査員に成り済まし、こんな説明をするのだという。

 「詐欺事件の関係者が、『◯◯周辺のコンビニで身分証をコピーしたが、忘れてしまった』と供述しています。こちらに遺失物があれば確認させていただきたいのですが」

 忘れ物の免許証が偶然、保管されていた場合、さらに畳みかける。

 「一定期間を過ぎたものは、最寄りの交番に遺失物として届けていただかないと」

 この時、相手が動揺したり恐縮した様子なら、さらに「激アツ」だ。

 「指紋照合などの確認作業を行いたいのでお預かりし、こちらで管理させていただきます」と告げ、免許証を回収すれば業務終了となる。

 マニュアルでは、最後に注意点として「礼儀正しく、丁寧な言葉遣いでありながら、眼光鋭く真剣な表情、雰囲気を演出すること」とも記載されていた。風貌(ふうぼう)ややり取りから「激アツ店長」と「NG店長」を見分けることが最大のポイントのようだ。

 犯行グループはこうした手口などで得た免許証を携帯電話販売店に持参し、他人名義の携帯約4500台を入手。別の振り込め詐欺グループに1台5万円で転売していた。

 この詳細なマニュアルを作成したとみられ、免許証を詐取する実行役らを束ねていたのが、「社長」の酒井信幸容疑者(37)=組織犯罪処罰法違反容疑で逮捕=だった。


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