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法学論集

1684チバQ:2010/03/12(金) 12:18:32
>>1626
http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY201003110537.html
日台韓、犯人逮捕に絶妙の連係 新宿ティファニー指輪盗(1/2ページ)
2010年3月12日3時3分
 
 台湾から韓国に向かった男の空港でのビデオ映像は新宿の宝飾店強盗犯に酷似していた。韓国と捜査共助の協定がない台湾警察は日本経由で韓国に連絡。韓国警察が男を逮捕――。東京・新宿の宝飾店での高額指輪強奪事件は国際間の連係プレーが功を奏した。国際化が進む犯罪、こうした国際間の捜査協力が求められている。

 昨年12月31日、新宿の百貨店1階にある「ティファニー新宿三越アルコット店」でダイヤモンドの指輪4個(1566万円相当)が奪われた。

 日本の警察当局によると、新宿での事件から12日後の1月12日に台北の宝石店でも指輪2個(2800万円相当)が盗まれた。客を装って指輪を指にはめて逃走する手口が似ていたことから、日本の警察当局は台湾警察に新宿ティファニー事件で得られたビデオ映像や指紋などの捜査資料を提供した。

 事件が急転したのは数日後。韓国人男性(40)が「旅券を盗まれた」と訴えてきた。台湾警察は旅券盗難事件として捜査を開始、この旅券が14日に韓国への渡航に使われていることが判明した。旅券を使った男は台北の空港で防犯ビデオに映っていた。この映像を確認したところ、台湾や新宿の事件の男と酷似していた。

 台湾警察は、サングラスをはずした顔の映像も確認し、新宿や台北の事件の容疑者と同一人物だと判断。旅券の盗難被害を訴えていた男性についても調べたところ、台北のホテルに男と宿泊。旅券番号などから、2人は、台北での事件のあった日に韓国から一緒に台湾に渡航し、友人関係とみられることも判明した。ところが、男性も旅券紛失者に出る証明書を使って韓国に帰国していた。

 この情報は日本警察に提供された。男が台湾に入る際に使った旅券番号を照会したところ、新宿事件のあった12月31日に韓国から日本への渡航に使われ、翌日に韓国に渡航していたことが分かった。

 台湾は、韓国に直接、捜査情報を提供するルートがないため、台湾警察の捜査情報は日本の警察庁を通じて、韓国警察に提供された。韓国警察は、日本と台湾の捜査資料をもとに、まず、旅券が盗まれたと訴えていた男性を聴取し、男の居場所を突き止めた。

 こうした連携捜査の結果、ソウル地方警察庁は、日本と台湾の事件を起こしたのは鄭勇喜(チョン・ヨンヒ)容疑者(40)とみて、国外犯規定を適用し、2月26日、両事件の強盗と窃盗の疑いで逮捕した。同容疑者は日本と台湾での事件を認めたという。

 捜査関係者は、「日本と台湾を短期間で行き来したことで疑われると思い、台湾を出る際は年齢も体格も似た知人の旅券を使ったのではないか」とみる。旅券を盗まれたと訴えた男性は、共犯であることを否認しているという。警察庁は、韓国の法令で罰する代理処罰を求めていく方針だ。

     ◇

 警察庁によると、国境をまたいだ強盗や窃盗などの犯罪は世界的に増加傾向にある。特に犯罪者が世界各地で犯罪を繰り返しては本国に戻る「ヒット・アンド・アウェー」という形態の犯罪が増えているという。

 各国とも捜査情報や証拠を交換するなどの共助条約の締結が進んでおり、日本も米国、韓国、中国、香港と次々と締結し、06年から09年にかけて順次発効。昨年5月にはロシア、同12月には欧州連合(EU)とも刑事共助条約を締結した。また、犯罪人引き渡し条約は米国、韓国に加え、2月から中国との間でも条約締結に向けた本格的な交渉が始まった。

 警察庁の安藤隆春長官は15日に韓国警察庁を訪問し、両国間の犯罪捜査の強化策などを提案する。安藤長官は11日の定例会見で、「各国間の共同オペレーションを成功させるためには事件捜査の国外波及性を早期に的確に分析するのが重要だ。海外捜査機関との信頼関係を強化し、事件発生時の相互連絡を一層緊密にする」と語った。(五十嵐透)


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