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法学論集

1680チバQ:2010/03/08(月) 12:18:52
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010030802000058.html
地方の乱 改革模索 弁護士急増が争点
2010年3月8日 朝刊

 会長ポストは歴代、東京と大阪の四弁護士会の「主流派」が調整し、擁立した候補が組織力で制してきた。今回、無派閥の宇都宮氏が再投票に持ち込むまで支持を得た背景には、弁護士急増に対する地方を中心とした危機感がある。

 「法曹人口の拡大」を掲げ、司法試験の合格者数三千人を目標とした政府計画。二〇〇六年に新司法試験制度が導入され、それまで約千人だった司法試験の合格者は、〇八年以降二千人を超えた。だが、裁判官や検事への任官はほとんど増えず、弁護士だけが激増。先輩弁護士の下で経験を積みたい新人弁護士の事務所探しも難しくなっている。

 宇都宮氏は「弁護士の急増は競争をあおり、質を低下させる」とし、司法試験合格者数を千五百人程度に減らすと主張。「疲弊した現場の思いが地方票に表れた。宇都宮なら戦ってくれる、という期待では」。陣営幹部は一度目の投票結果に手応えを語る。

 山本氏の陣営も「今後への不安や執行部批判が、選挙結果にはっきりと出た」と認める。合格者三千人の目標は過大として二千人以下が「現実的な政策」と訴えるが、一方で、弁護士過疎問題の解消など、弁護士増による成果も指摘する。

 弁護士らの危機感は〇八年の前回選挙にも表れていた。主流派に推された現在の宮崎誠会長が約九千四百票を獲得したのに対し、司法制度改革に反対した候補も約七千票と善戦。それまでは主流派の圧勝が続いていただけに「批判票」を集めた形だった。

 佐賀県弁護士会(会員七十三人)は前回、投票者の七割が主流派に投票したが、今回は一転して山本氏の十三倍の票が宇都宮氏に流れた。単なる批判票でなく積極的支持に回ったとみられる。

 「従来の執行部のままではいけないという思いはずっとある。前回の反対派候補は過激でついていけなかったが、宇都宮さんは身近に感じられた」。同会に所属する五十代の男性弁護士は宇都宮氏を支持する理由をそう話した。


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