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法学論集

1366とはずがたり:2009/04/21(火) 19:08:00
カレー事件の林被告、死刑確定へ 最高裁、状況証拠で認定
04/21 17:44
http://www.shizushin.com/news/social/national/2009042101000466.htm

 和歌山市で1998年、4人が死亡、63人がヒ素中毒になった毒物カレー事件で、殺人罪などに問われた林真須美被告(47)の上告審判決で、最高裁第3小法廷(那須弘平裁判長)は21日、1、2審の死刑判決を支持し、被告の上告を棄却した。死刑が確定する。
 那須裁判長は「被告が犯人であることは、状況証拠を総合することで、合理的な疑いを差し挟む余地のない程度に証明されている。犯行動機が解明されていなくてもこの認定を左右しない」と指摘。「被告は長年にわたり、保険金詐欺に絡む殺人未遂などの各犯行にも及んでおり、犯罪性向は根深い。社会一般に与えた衝撃も甚大」と述べた。
 事件発生から約10年9カ月。1審和歌山地裁の初公判から10年近くに及んだ裁判が終結する。弁護側は再審請求する方針。
 被告は一貫して無罪を主張。地裁判決は、被告周辺で見つかったヒ素とカレーに混入されたヒ素を同一とする鑑定や、被告が1人でカレー鍋を見張っていた時間帯があるとの住民証言などの状況証拠を積み上げ「ヒ素を入手し、混入できる機会があったのは被告のみ」とし、有罪認定した。
 動機は不明で、確定的な殺意は認められず、未必の殺意にとどまるとしながらも「刑事責任は極めて重大」とし、死刑を選択した。
 毒物カレー事件 1998年7月25日、和歌山市園部で催された自治会の夏祭りのカレー鍋にヒ素が混入され、カレーを食べた10−64歳の4人が翌日、相次いで死亡、63人がヒ素中毒となった。捜査過程で林真須美被告(47)と夫による保険金詐欺疑惑が浮かび、和歌山県警は同10月、2人を逮捕。12月にカレー事件の殺人、同未遂容疑で林被告を再逮捕した。被告はカレー事件で一貫して無罪を主張したが、和歌山地裁は2002年12月、死刑を言い渡し、05年6月の大阪高裁判決も支持した。


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