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不動産・土木・建設・土地建物等綜合スレ

714名無しさん:2010/01/05(火) 22:16:42
 −観光誘致促進について。

 前原 観光は、最も力を入れている一つ。柱を三つ立てて成長戦略会議で議論していただいている。
いよいよ実行に移す時が来るのではないかと思う。まず一つは、インバウンドを増やす。海外に日本から行く
人は1700万人。しかし海外から日本に来る人は835万人。これを逆転させる。今まで自民党政権では
2020年までに2000万人の目標を立てていたのを、2016年までに2000万人、2019年までに2500
万人ということで、前倒しの計画を立てた。これをぜひ実現したい。そのターゲットは中国、アジア。特に中国
に対して課しているビザの発給制限。団体客でないと駄目とか、所得制限、残高証明。こういったものに
ついては他省庁と連携しながら、緩和の方向で進めたい。

 二つ目は省庁連携ということで、様々な観光を企画し、広めていきたい。アグリツーリズム(農場で休暇を
過ごすこと)やエコツーリズムとか、メディカルツーリズムとか。温泉につかるだけでなく、様々な形での
ツーリズム。海外から日本に来て、高度先進医療を受けていただくような施設を、例えば関空の近くに
設けて、関西エリアの医科大学、医学部と連携する中でしっかり定着させることも大事。諸制度の見直しも
含めて、各省間の新たな観光連携をつくり上げたい。

 三つ目は社会実験をする予算計上をしたが、休日の平準化。ピークに全国で固まってしまうと、旅館も
ホテルも取れない。しかしオフシーズンでは稼働率が低いというのが今の状況。そうなると正規雇用が
なかなか雇えない。アルバイト、非正規が中心となってしまう。地域によってゴールデンウィークなどをずらす
ことで、平準化し正規雇用が増える、あるいはトータルとしての観光需要が増えるということで、よりお金が
使われるような状況をつくっていくことも大事。私が本部長で各省の副大臣に入っていただいている観光立国
推進本部で、文科省と話をして、学校の休みを地域ごとにずらしていただくことにご理解をいただかなくては
ならない。お父さんの仕事はそこで有給を取ってもらうということで、国内観光の平準化を図っていく社会実験
をしっかりやって、定着させるように行っていきたい。

 −環境にやさしい住宅・街づくりについては。

 前原 国家戦略局あるいは農林水産省などと連携して、住宅エコポイントの創設や、国内材を使った住宅
の促進に力を入れていこうと考えている。また日本人の亡くなる場所は病院が一番多い。約8割が病院で
亡くなられている。病院は病気をなくすところであって、死ぬところではない。厚生労働省は自宅で終末医療
を考えているが、少子化や核家族化が進む中で、なかなかそれができない。医療と介護が今、混在して
いる。介護がなかなか充実していないために、介護で本来やるべきサービス提供を医療でやっていて、
それがトータルの医療費を高くしている部分がある。高齢者向けのケア付住宅をしっかりつくっていくための
努力をしていく。例えば公団住宅も含めて、あるいは地方の公営住宅も含めて、空き家が出てきたところを
改装する。PPPの手法を導入して、1階をデイサービスセンターや訪問医療ができる出張所にして、
エレベーターを付け、できるだけバリアフリー化する。高齢者の方に住んでいただく中で、医療や介護が住居
と近いところで受けられる環境をつくっていくこともやっていかなければと思っている。他省庁と連携しながら
ケア付高齢者住宅をどう提供していくかを、つくり上げていきたい。


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