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不動産・土木・建設・土地建物等綜合スレ

52とはずがたり:2005/07/25(月) 00:39:12

名鉄、郊外団地開発撤退へ 都心回帰に対応
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050724-00000016-cnc-l23

[愛知県] 名古屋鉄道が、郊外型の大規模な分譲団地開発事業から撤退する方針を決めたことが二十二日、分かった。地価下落や宅地取得者の都心回帰で需要が郊外から都心にシフトしているのに対応する。今後はグループ資産を活用し、市街地の好立地ながら収益性の低い土地やリストラ物件などの高付加価値化を図る考えだ。

 犬山もえぎケ丘(愛知県犬山市)など、現在分譲中の団地五カ所(約千戸)の販売は続ける。現在、愛知県阿久比町で計画中の分譲団地を最後に当面、開発は凍結する。グループの名鉄不動産(名古屋市)は引き続きマンション分譲に力を入れる。

 団地開発は、大正時代の一九二五年の新舞子(愛知県知多市)以来、八十年の歴史がある。戦後も沿線を中心に大型開発を進め、四十六カ所の団地で計一万七千戸を供給した。沿線人口を育て、鉄道やレジャーなどグループ経営への相乗効果は大きかったが、最近は収益性は低下している。

 象徴的な事例として、十六年前に分譲を始めた美浜緑苑(愛知県美浜町、六百十七戸)がある。海が望める団地内に自社の文化施設「杉本美術館」を開設し、「文化の薫りのする団地」として売り出したが、まだ百戸が売れ残っている。中部国際空港のすぐ南で、空港関係者の需要も見込んだが「空港より北で、名古屋に近い地域の方が人気」と目算は裏目に出た。

 グループ資産の高付加価値化戦略の一環として、今月一日に駅周辺の沿線開発を手掛ける専門部署を新設。具体的には、稼働中のバス営業所でも駅前や幹線道路沿いで条件が良く高収益が見込めれば、賃貸ビルへの転換が可能かどうかを検討するという。

 名鉄は依然、不動産部門だけで帳簿価格千五百億円分の膨大な土地資産を抱える。年内に撤退する新岐阜百貨店(岐阜市)など一等地のターミナル駅にある大型物件の跡地活用も課題だ。郊外団地に代わる新たな沿線開発の成否は「聖域なき土地利用の見直しが図れるかどうか」(幹部)にかかっている。 (白石 亘)
(中日新聞) - 7月24日11時52分更新


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