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不動産・土木・建設・土地建物等綜合スレ

426荷主研究者:2008/11/23(日) 22:48:48

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081011t21007.htm
2008年10月11日土曜日 河北新報
新青森駅効果 乗り遅れも 保留地の業者選定進まず

 2010年度に予定される東北新幹線新青森駅(青森市石江)の開業を控え、新駅周辺の「顔」となる市の土地区画整理事業の保留地の事業者選定が進んでいない。新駅の開業効果が計れないことなどから業者が二の足を踏み、これまでに決まったのは9区画のうち2区画だけ。青森市議からは「新駅周辺のまちづくりが遅れてしまう」と危ぶむ声も上がっている。(青森総局・一条優太)

 保留地の事業者の1次募集は今年2月に1カ月間行われ、商業地域など2区画(計約1万1400平方メートル)でそれぞれ選定された。レンタカー業者の集積施設とオフィスビルが建設される予定だ。

 一方、残る7区画については2次募集が7月から10月末まで行われているが、事業者は未定のままとなっている。青森市都市整備部は「新駅開業後、周辺でどれだけ開発が進むのか未知数な上、景気がさらに悪化した。業者が様子見しているのだろう」と分析する。

 区画整理に時間がかかり、保留地の造成が遅れていることも要因とみられる。9区画のうち造成が終わったのは3区画のみで、現場では作業車がひっきりなしに行き来している状況。都市整備部は「事業者の立場になれば、事業申請にはリスクが大きいと感じるだろう」と推し量る。

 区画の用途規制もハードルの一つ。事業は(1)建築物が新駅周辺の環境との統一感を持つ(2)新駅周辺のまちづくりに寄与する―などの基準があり、市の審査を通らないと認められない。

 さらに新駅は現青森駅から約3.5キロ離れており、市の基本理念「コンパクトシティー」の観点から、保留地には大型の商業施設などは立地できないという。

 新駅開業まで3年を切り、事業者決定後も施設完成までには相当の日数が費やされるため、開業時の駅前に更地が広がるような状況も想定される。青森市議の一人は「保留地の事業者が決まっていかないと周辺のまちづくりも進まないし、青森の新しい玄関口としての印象も非常に悪い」と危惧(きぐ)する。

 市都市整備部は「開業前に全区画で建設が終わっているのがベスト。次の募集に向け、事業の用途規制の在り方などを検討する」と強調。「仮に開業まで事業者が決まらなくても、保留地は今後、進出する企業の受け皿となるはず」と楽観的な見方も示している。

[新青森駅周辺の保留地] 青森市が進める石江土地区画整理事業の一環で、事業費に充当するために売却される。総面積約3万9000平方メートルで、準工業地域、商業地域など9区画に分かれている。全区画の売却益として約42億円を見込んでいる。


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