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不動産・土木・建設・土地建物等綜合スレ

372荷主研究者:2008/08/14(木) 23:45:18

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/32026?c=210
2008年7月1日 13:29 西日本新聞
路線価上昇人気の街なのに… 目立つ空き地空きビル ファンド次々撤退 福岡・天神周辺

 国税庁が1日公表した2008年の土地の路線価で九州最大の商業地、福岡市・天神に隣接する大名、今泉地区は20‐30%以上の上昇率を示した。だが両地区を歩くと、開発が頓挫した空き地やテナントが未入居の真新しいビルが目立つ。地方都心でも活発な投資を行ってきた外資系ファンドが米サブプライムローン問題を受けて撤退した影響で、両地区の不動産市況は「既に下落傾向」(不動産関係者)という。

 天神の西側に位置する大名1丁目。数年前は若者向けの古着店などでにぎわい、昨年まで軒並み路線価の上昇率30%以上だったが、今年は20%以上に下がった。

 現在はあちこちのビルに「テナント募集」の張り紙が並ぶ。利回りを追求するファンドが転売を重ねた結果、家賃が高騰。「出店希望者に若い経営者が多く、借り手がつかなくなった」(地元不動産会社)。加えて今春以降、サブプライムローン問題の影響でファンドが手を引き始めた。「個人や地元業者が投資目的で購入しても採算が確保できる価格になく」(同)、空き物件はほとんど手付かずのままだ。

 大名地区と国体道路を隔てた南側の今泉地区。ここ1、2年、商業ビルの建設が相次ぎ、一角は今年、路線価が上昇率30%を超えた。だが、売却を見込んだ外資系ファンドの撤退などで、再開発が決済寸前に頓挫して駐車場になっている土地や、建物が完成してもテナントが入らずオープンできない商業ビルが目立つ。

 日本不動産研究所福岡支所の山崎健二次長は「開発物件が売れず、デベロッパーが倒れることもあり得る」と指摘。「米国経済の先行きが見えず、不動産市況回復の見通しは遠のいている。来年の路線価は下落局面になるだろう」と予測する。

 一方で「正常な価格に戻りつつある」との見方もある。大名地区でテナント誘致を手掛ける東京の不動産会社の担当者は「借り手がなければ、賃料は下げざるを得ないはず。天神周辺への出店需要はまだあり、金融機関の不動産向け融資の引き締めが改善されれば取引は増えていく」と話している。

=2008/07/01付 西日本新聞夕刊=


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