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不動産・土木・建設・土地建物等綜合スレ

2371荷主研究者:2021/08/08(日) 13:45:48
>>2370-2371 続き

◎万代口開発 加速なるか

 「新潟の玄関口」であるJR新潟駅周辺で新たな開発の動きが明らかになった。三幸製菓グループ(新潟市北区)が、駅前一等地の「第5マルカビル」の建て替えを計画。周辺区域の再開発を加速させる呼び水になるかが注目される。

 新潟駅前では近年、東大通りの東側を中心に老朽化したビルの建て替えが相次いでいる。2018年1月に日生不動産(同市中央区)がオフィスビルを開業。20年4月には、医薬品総合商社マルタケ(同市西区)の「マルタケビル」が、第5マルカビルの向かいにオープンした。

 マルタケビル隣のCOI新潟ビル(旧三井物産ビル)跡地には、日生不動産の9階建てオフィスビルが来年9月にも完成する見込みだ。同じ並びの新潟帝石ビルディングも、INPEX(東京)が25年ごろの完成をめどに、新たなオフィスビルを建設する方針を明らかにしている。他にもビル単位での建て替え計画が進むものの、一体的な再開発には結びついていないのが現状だ。

 一方、第5マルカビルがある東大通りの西側では、これまで新たな投資の動きが表面化してこなかった。「ブラザービル」として知られる同ビルは1974年に開業。三越グループが保有した後、2011年に三幸製菓グループが取得した。長年、新潟駅前の「顔」の一つとされてきたが、老朽化や駅再開発に伴って同グループが建て替えを決定した。

 新たなビルの構想について、同グループ社長CEOの佐藤元保氏は「まだ何も固まっていない」としながらも、「県都の玄関口にふさわしい、ランドマークになるようなビルを造りたい」と語る。

 同ビルのある区画では、第5マルカビルを含む四つのビルの用地を合わせた一体的な再開発も視野に入れた勉強会も開かれている。

 さらに、万代地区に向かう北側の隣接区画との一体開発のアイデアも浮上している。ただ、実現するかどうかは不透明だ。同区画で最大の「北陸ビル」には、北陸ガス(新潟市中央区)本社が入る。管理する北陸不動産(同)は「当ビルには建て替えの計画はない」としている。

 3月公表の公示地価(1月1日時点)によると、第5マルカビルのある東大通りの地点は、34年連続で新潟県内商業地の最高値を記録している。しかし、新型コロナウイルスの影響を受ける前から、万代地区などと比べ、上昇率が鈍いと指摘されていた。

 ある専門家は「ビル1棟単位の建て替えが多く、駅の建て替えと連動するような大規模開発も見られない。大きなにぎわいの創出に至っていない」と指摘。「近年は新潟駅南口の方が投資に勢いがある」とみる専門家もいる。

 東大通り東側のある地権者は「通りの反対側で開発が進めば、新潟駅万代口のオフィス街としての魅力を高めることができる」と、相乗効果に期待を寄せている。


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