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不動産・土木・建設・土地建物等綜合スレ

2225荷主研究者:2019/12/11(水) 22:56:42

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/560199/
2019/11/17 6:00 (2019/11/17 8:49 更新)
西日本新聞 一面社会面 坂本 公司 木村 貴之
天神、新たに19階建てビル ビッグバン 建て替え続々 24年にも開業

中華料理「新生飯店」、もつ鍋専門店「楽天地天神本店」が同居し、フロアをシェアしながらリレー営業を続けるビル=福岡市・天神

19階建て高層ビルに再開発されるメディアモール天神ビル=福岡市・天神

 福岡市中央区天神のジュンク堂書店などが入る大型ビル「メディアモール天神(MMT)」が、隣接する複数のビルと併せて19階建ての高層ビルに再開発されることが分かった。地場デベロッパー大手の福岡地所が、高さ制限や容積率を緩和する市の再開発推進プロジェクト「天神ビッグバン」を活用し、耐震性やデザイン性に優れた複合ビルに建て替える。来年夏までにテナントの退去を完了し、2024年末ごろの開業を目指す。

【関連】昼は中華、夜はもつ鍋 福岡・天神で“リレー営業”40年 都心再開発の片隅に「昭和」

 MMTの隣接地では、同社が19階建ての天神ビジネスセンターを建設中。西日本鉄道も福岡ビル、天神コア、天神ビブレを19階建ての複合ビルに再開発する。MMTも建て替わることで天神中心地の街並みがさらに大きく変わりそうだ。

 MMTは地上9階、地下3階建てで敷地面積約2300平方メートル。ジュンク堂やスターバックスコーヒー、サイゼリヤなどが出店し、地下で天神ビブレや天神地下街とつながっている。

 関係者によると、新ビルは地上19階、地下2階建てを想定。高さ約90メートルまでのビルが建設可能になる規制緩和を最大限活用する。地下2階〜地上3階は商業フロアで、ジュンク堂書店が核店舗として再出店する予定だ。4階以上はオフィスフロアで、上層階はホテルも検討する。北隣で建設中の天神ビジネスセンターと地上2階や地下でつなぎ、街の回遊性も高める。

 福岡地所は周辺ビルの一部を買収済みで、一体開発に向けて関係者と交渉を続けている。市は隣接する市役所北別館を21年末以降に閉鎖し、跡地を利活用する民間事業者を公募する方針。同社は北別館との一体的な開発も視野に公募への応募を検討するとみられる。

 MMTは、1979年に商業やホテルが入る「天神東急プラザ」として開業。97年には天神ビブレの別館となったが、2001年に閉店して、ジュンク堂書店を核店舗とするMMTとなった。16年には福岡地所がビルを買収していた。(木村貴之、坂本公司)

庶民の味どうなる 計画エリアに“名物ビル”も

 天神ビッグバンで庶民の味はどうなる-。本格的に動きだしたMMT一帯の再開発は、計画エリアに天神の“名物ビル”も含まれている。店主が異なる飲食2店が約40年前から同居し、各フロアをシェアしながら昼は中華、夜はもつ鍋を提供してリレー営業を続ける飲食ビル。両店は長年の営業で多くの常連を抱える事情から「営業を続けたい」と訴える一方、不安を抱きながら計画の進捗(しんちょく)を見守っている。

 計画エリア北側の路地裏に立つ鉄骨5階建て。中華料理「新生飯店」ともつ鍋専門店「楽天地」天神本店が1978年から入居している。新生飯店は58年に近くで創業し、61年頃にこのビルへ移転。77年に近くで創業の楽天地も翌年に移り、同居が始まった。ビルは戦後に建てられた地元洋品店の倉庫跡で、築60年を超えるらしい。

 新生飯店は日中に1〜3階、楽天地は夜間に2〜5階を使い、1階出入り口と2、3階は共有。日中は皿うどんやちゃんぽん、夜はニラ山盛りのもつ鍋が人気を集め、両店内は連日、天神で働く人や観光客らで混み合っている。楽天地によると、このビルでの両店のリレー営業を通じて、もつ鍋のシメの定番・ちゃんぽんが発祥したという。

 楽天地店主の水谷崇さん(49)は「土地建物の所有権は変わっても営業権は残る。もつ鍋を博多名物料理に育てた店として営業は続けたい」、新生飯店店主の足立楽友さん(66)は「60年以上守り続けた味。今後も守りたい」と語り、ともに複雑な表情を見せた。(木村貴之)


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