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不動産・土木・建設・土地建物等綜合スレ

1747とはずがたり:2016/11/11(金) 16:47:57
>>1745-1746
「高い」イメージ先行

 一方、同じ阪急沿線となる2位の夙川と3位の岡本は「閑静な街並みだから」という理由が多かった。実は芦屋も「閑静な街並みだから」という理由が多かった。「住んでみたい」理由は同じだったのに、芦屋は夙川や岡本に追い抜かれたのだ。

 日本でも屈指の高級住宅地で知られる芦屋。幹線道路沿いには一戸建ての豪邸や低層マンションが並ぶ。電線は地中化されるなど景観に配慮された住環境から、関西では大企業の社長や企業オーナーといった“資産家”の街というイメージが根強い。

 明治末期から昭和初期にかけて、阪急、阪神の各電鉄会社が阪神間で沿線開発を進めた。夙川や芦屋川、山間の豊かな自然が閑静な住宅街を形成し、芦屋を含め、高級住宅地としてのイメージが定着していった。

 このイメージが逆にランキング急落の要因になったとみるのは市政策推進課の担当者。「最初から『高いんちゃうか』というイメージが先行してしまい、少し近寄りがたい場所になってしまっているのでは」と分析する。

芦屋市議の見方

 ただ、芦屋の高級住宅地のイメージは今に始まったわけではない。これまでもランキング上位の常連だったことを考えると、説明がつかないだろう。今年、何か原因があって急落したとすれば、どういうものが考えられるのか。

 実は今年7月、上質でハイセンスな芦屋らしい景観を守ろうと、「屋外広告物条例」が施行されている。市内全域で屋上広告を禁止し、看板や文字の大きさのほか、地域によって色なども制限。建物から突き出す看板についても面積を「1平方メートル以下」に制限した。

 違反した場合、罰金が科されるが、既存の看板については経過措置として条例施行から3?10年間の猶予期間を設け、撤去や改修する場合は補助金を出す方針となっている。

 この〝日本一〟厳しいとされる条例によって「住みにくい」というイメージがついてしまった?。ランキング急落の具体的な理由が分からないだけに、そんな見方をブログで披露する芦屋市議もいる。

冷静な地元不動産業者

 不動産の専門家はランキング10位となった芦屋をどう見ているのか。

 JR芦屋駅前にある芦屋不動産の深見恵子社長は「ランキング結果は芦屋の不動産人気に全く影響ない」と冷静だ。

 もともと芦屋は50?60代に人気で、8千万?1億円の物件も完売状態が続く。購買意欲や購買層で大きな変化はないという。ただ、景観は良好でも「坂」が多く、どこへ行くにも坂を上り下りする必要があり、高齢者が物件を売りに出す傾向もある。

 御影不動産鑑定(神戸市東灘区)の代表で不動産鑑定士の米虫(こめむし)淳子さんも「富裕層の人気はいまだ根強く、もともと不動産の供給量が少なく価格も上昇気味」と芦屋ブランド健在を強調した。

 高齢者や富裕層からの支持は変わらない芦屋。やはりポイントは、西宮北口を〝王者〟に押し上げた要因とみられる子育て世代なのだろう。芦屋市は今後、プロモーション活動を積極的に行い、子育て世代の転入に力を入れる方針だ。


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