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不動産・土木・建設・土地建物等綜合スレ

1373荷主研究者:2014/04/27(日) 20:14:05

http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20140414000026
2014年04月14日 10時30分 京都新聞
増田友也建築、静かな存在感 生誕100年、再評価の動き

京大の創立70周年で建てられた「京都大学総合体育館」(京都市左京区)

 今年は京都大教授を務めた建築家増田友也氏(1914〜81年)の生誕100年。往年には「東の丹下健三、西の増田」と言われたが、大阪万博や東京都庁舎など大きな事業を次々と手掛けた丹下氏の陰に、いつしか隠れてしまう。しかし、増田氏の建築作品の一部が解体され始めている今、深い思索が込められた作品を再評価する動きが出ている。

 増田氏の代表作と言われる72年の「京都大学総合体育館」(京都市左京区)。前田忠直・京都大名誉教授は2008年の2月、久々に訪れた。建築当時、増田研究室で大学院生として実施設計に参加した場所を退官前に見ておきたかったからだ。

 東大路通から開放的な正面階段を上ると、入り口の前で、学生たちが踊りの練習に励んでいた。建物の周りの石庭には卒業生が寄贈した天竜川や四国の吉野川の岩が配置されている。

 増田氏の退官後、前田さんは20年近く「建築論」の講義を担当する中で、この体育館の前庭の構成を空間表現の優れた例として何度も紹介した。「空間とは身体の延長として、両手を広げた時の脇あたりの広がりである」。増田氏のこの言葉を引用して繰り返し説いた。

 師が生涯をかけて探求した「空間なるもの」とは、訪れた者を両腕で優しく包み込むようなものだと、冷たい早春の空気の中であらためて感じたという。

 今年の3月末、京大で開かれた増田氏の建築作品を語る講演会で前田さんは多くの学生たちを前に語った。「今こそ、増田作品を再評価すべきだと思う」


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