したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

不動産・土木・建設・土地建物等綜合スレ

1335とはずがたり:2014/02/18(火) 13:35:15

大雪 首都圏、相次ぎ屋根崩落なぜ 建物「脆弱」雪想定せず
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140217086.html
産経新聞2014年2月17日(月)08:05

 東日本を襲った今回の大雪では、屋根の崩落の被害が相次いだ。水分を含んだ重い雪による負荷が屋根にかかったとみられ、専門家は首都圏の雪に対する脆弱(ぜいじゃく)性も指摘している。政府は16日、原因や対策を緊急調査することを確認した。

 防災科学技術研究所雪氷(せっぴょう)防災研究センター(新潟県長岡市)によると、今回の雪は8日の乾いた雪とは違い、水分を含んだ重い雪になったという。

 海上自衛隊の航空機が置かれた神奈川県大和市の民間会社の格納庫の屋根が陥没。横浜市の東急こどもの国線こどもの国駅ではホームの屋根が40メートル崩れた。東急電鉄は「雨が降り、雪の重さが増した」としている。

 芝浦工業大名誉教授(建築学)の三井所(みいしょ)清典氏(75)は「雪国と違い首都圏に雪の負荷を考えた建物の基準などがないことも背景にある」と話す。雪国は条例で数メートルといった雪の荷重に耐える屋根の強度を求めている。

 埼玉県富士見市の市民総合体育館のメーンアリーナは屋根が約2千平方メートル崩落したが、市によると、屋根は鉄骨製で平成24年の定期点検では異常はなかった。崩落した15日は「個人開放デー」で、崩落の1時間後には多くの市民が訪れる予定だった。市職員は「もう少し遅かったら、人命に関わるところだった」と話した。

 三井所氏は「通常は強度に余裕を持たせる。設計や施工に問題があった恐れもある」と指摘。さらに「雪国でも、危険を感じれば住民は雪下ろしをする。首都圏も基準や習慣の見直しを検討すべきだ」と訴えた。


大雪:施設の屋根崩落 耐雪の基準見直しも
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140218k0000m040125000c.html
毎日新聞2014年2月17日(月)23:05

 14日からの記録的大雪により、各地の交通はまひし、集落の孤立や車の立ち往生が相次いだ。施設の屋根は次々に崩落。国や自治体などの雪に対する防災の考え方は根底から見直さざるをえない状況だ。被害はなぜ広がったのか。

 雪の重みによるとみられる施設の屋根などの崩落事故も関東各地で発生した。埼玉県富士見市では15日朝、市民総合体育館のメインアリーナの屋根が全崩落。けが人はなかったがあわや大惨事だった。

 国土交通省建築指導課によると、建築基準法は積雪に対する建築物の安全性を確保するため、「50年に1度」クラスを目安とした最大想定積雪量などに応じ、基準を規定。地域ごとに降雪状況は異なるため、具体的な数値はこの基準の計算式に基づき各自治体が規則で定める。埼玉県によると、富士見市は周辺自治体と同様、建物は最低でも積雪30センチを基準として、雪の重みに耐えられる構造にしなければならない。

 しかし、今回の大雪では、同市に隣接する川越市で15日朝までに39センチの最大積雪を記録した。その後に降った雨を吸って雪は更に重くなったと考えられる。

 1990年建設の同体育館は災害時の避難所にも指定されている。監督する県建築安全課は「想定外の大雪だった。基準改正は、他県の動きも参考にしながら、必要があれば検討しないといけない」と話す。

 今後、どういった対策をとるべきか。建築家の三井所(みいしょ)清典・芝浦工大名誉教授(構法)は「今回のような大雪が頻繁に起こるのなら基準の見直しも考えられるが、基準の変更は経済的負担も伴うため簡単にはいかない。まずは崩落の原因究明が大前提」と指摘。民家の車庫の屋根なども崩落が相次いだが、「雪下ろしの習慣がない都市部の住民も、雪が積もったら危険だという意識を常日ごろ、持つことが重要だ」と話す。

 東京都三鷹市の独立行政法人の実験施設の屋根なども崩落した。国交省建築指導課は「現在、建物崩落についての情報収集を進めている。まずは原因を究明し、今後どういう対策が必要かなどを検討する」としている。【町田結子】


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板