したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

不動産・土木・建設・土地建物等綜合スレ

1290荷主研究者:2013/10/20(日) 11:13:16

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20130921/CK2013092102000005.html
2013年9月21日 中日新聞
旧滋賀会館が9月末で完全閉鎖

9月末で完全閉鎖する旧滋賀会館=大津市京町で

 文化芸術活動の場として親しまれてきた県庁前の「旧滋賀会館」(大津市京町三)が今月末で完全閉鎖し、約六十年間の歴史に幕を下ろす。跡地については、県がNHKに売却することが決まっている。会館二階にある文化サロンでは二十日、二十人以上の常連が集まり、会館との別れを惜しみ、思い出話に花を咲かせた。

 一九五四(昭和二十九)年に開館。大ホールや県立図書館、結婚式場、ホテルなどが入った地下一階地上五階の多機能複合施設で、「総合文化ホールの先駆け」とも称された。地下には銘店街もあり、七〇年前後には鮮魚や青果、精肉など約二十の店舗が軒を連ねるなど活気にあふれた。

 しかし、びわ湖ホールをはじめ、各地に文化施設ができたことでその役割が低下。老朽化も進み、大規模改修が必要となることから二〇一〇年三月末に文化施設としての機能を廃止した。

 閉鎖にあたっては、会館とゆかりのある人々の思いも複雑だ。二十日、サロンで開かれた集いで輪の中心にいたのはサロンオーナー長谷ヒロ子さん(86)=京都市左京区。「おばちゃん」の愛称で親しまれた。「カウンターで毎日お客さんと話をしたのが思い出。長い間来てもらえてうれしかった」とほほ笑む。

 集いを企画した、会館の近くに住む山口定七さん(77)=梅林=は、結婚式も会館内の式場で挙げた。「戦後の復興期や高度経済成長期などで文化施設として役割を果たしてくれた。きょうは一つの節目。気持ちを整理したかったのかもしれないね」と少し寂しげだ。

 元県職員の横地愛(よし)子さん(84)=梅林=は会館の落成式の手伝いをしたといい、「完成したときは立派で、うれしかった」と振り返る。琴の発表会や映画観賞など思い出も多い。今後について「閉鎖は寂しいけど仕方がない。滋賀会館のように文化的な拠点になってほしい」と期待する。

 跡地にはNHK大津放送会館が移転。二〇一八年度中に運用開始する。売却価格は十億九千五百万円、敷地面積は四千二百平方メートル。

(倉形友理)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板