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不動産・土木・建設・土地建物等綜合スレ
1244
:
とはずがたり
:2013/06/06(木) 18:04:20
>>1243-1244
横浜のみならず、湾岸エリアまでも追い越した武蔵小杉の魅力は、神奈川県や川崎市といった行政と、地元住民の再開発に向けた熱意が結実した面も大きい。
電機メーカーなどの工場地帯だった武蔵小杉は、2000年代に入って工場の移転が相次いだことで、再開発が始まった。
川崎市は「大きな土地が供給でき、さらに横須賀線の新駅ができれば、魅力がアップすると考えた」(諸橋豊・まちづくり局小杉駅周辺総合整備推進室担当課長)ため、東日本旅客鉄道(JR東日本)に新駅整備を要請。10年にオープンし、整備費226億円のうち、8割程度は川崎市が負担した。
長年、再開発を望んでいた地元住民も、タワーマンション住民との融和に力を注ぎ、NPO小杉駅周辺エリアマネジメントなど、いくつもの組織が発足。「防災や清掃といった住環境整備の会合はもちろん、今年10月で3回目となるお祭り『小杉フェスタ』も大いに盛り上がる」(松本等・武蔵小杉周辺再開発協議会会長)という。
想像以上の開発にビル風など問題勃発
反対に回る住民も
まるで西新宿の高層ビル街のような光景になりつつある武蔵小杉だが、想像を超えたタワーマンションの林立によって、予想していなかった問題も生まれている。
今年2月には、180メートルのタワーマンション2棟の計画をめぐって、住民の反対署名約4万人分が川崎市役所に提出された。結局、建設は予定通り行われることとなったが、「日当たりが悪くなることや、ビル風が強いことなどが反対の理由」(諸橋・まちづくり局課長)という。
また、急速にマンション戸数が増えたことによる、中古価格の値崩れ懸念も悩ましいところだ。
湾岸エリアも同じだが、一気にマンションが増えると、中古もコンスタントに出ることになり、値崩れをしがちだ。日本の人口は減少に向かっているから、買い手の絶対数が減るのも懸念材料となるだろう。
「街づくりを急いでしまうと、空き地がなくなって開発が止まった瞬間、人気が一気に落ち込むこともある」(中山登志朗・東京カンテイ市場調査部上席主任研究員)と指摘する声もある。
例えば、東急多摩川線沿線の下丸子(東京都大田区)。2000年代初頭には、大規模マンションの建築ラッシュが起きていたが、土地がなくなると一気にストップ。今や業界では名前すら聞かなくなるほど、人気が下がってしまった。再開発によって人口は簡単に増えても、街の魅力醸成は一朝一夕では難しいのだ。
下丸子の救いは武蔵小杉とは違い、分譲価格が安いままでブームが終わったこと。そのため、逆ざやで泣く人はあまりいないとみられるが、武蔵小杉で人気が陰れば、高値つかみをした人は苦戦を強いられるはずだ。
希有な成功を見た再開発エリアとの評価は揺るぎないものとなった武蔵小杉だが、街づくりは数十年タームで見る必要のある息の長いもの。成功が継続するかどうか、課題も少なくなさそうだ。
(「週刊ダイヤモンド」編集部?津本朋子)
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