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Tohazugatali Medical Review

997千葉9区:2009/06/20(土) 10:32:29
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009061902000074.html
スコープ 放置の負い目 A案選ぶ 脳死容認に戸惑い
2009年6月19日 紙面から

 臓器移植法改正案に関する十八日の衆院本会議採決では「脳死は人の死」を前提としたA案への賛成が反対を百票近く上回った。予想を上回る支持の背景には、移植改正審議を長年たなざらししてきた「政治の不作為」への負い目も働いた。ただ、脳死を容認することになお、議員の間に戸惑いも残っている。参院ではA案修正を模索する動きも出ている。 (金杉貴雄)

 A案が二〇〇五年に初めて国会提出されてからほぼ四年。提案者の一人の中山太郎元外相は「治療を待っている人たちは、これで救われる」と感慨深げだった。

 党議拘束が外れ、与野党議員が投票行動に悩む中、A案には六割の支持が集まった。

 この理由をD案支持のある自民党議員は「いずれかを可決しないと政治がなにもやっていないと批判されることを恐れたのだろう。最後はより支持者が多いA案に雪崩を打ったのではないか」と分析。衆院解散になれば、改正案はいずれも廃案となる。「各議員は選挙区で移植を待つ患者側からかなり陳情を受けた。選挙が近いこともA案の票が増えた背景ではないか」(与党幹部)とみられている。

 ただ、移植拡大のためとはいえ、脳死を人の死と認めることに批判や戸惑いが残ることは、四十七人が採決を棄権した事実からも明らかだ。

 この中には、自民党の安倍晋三元首相や古賀誠選対委員長、石原伸晃幹事長代理、与謝野馨財務相といった保守色の強い有力議員が多く含まれている。安倍氏は採決後、記者団に「脳死を人の死とするのは問題が出るのでは、と棄権した。でも、子どもの移植に道が開けてよかった」と複雑な心情を口にした。

 審議は参院に移るが、多数を占める野党にはA案に慎重な意見が強い。民主党ではこの日のA案採決でも、賛成を反対が上回った。

 民主党参院議員らは年齢制限を現行のまま、脳死判定を厳格化するC案をベースとした対案の提出を既に準備。

 一方でA案支持議員にも「賛成者が増えるなら微修正はあり得る」(自民党若手)との声がある。

 衆院はひとまず突破したが、参院審議の行方はまだ見通せない。


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