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Tohazugatali Medical Review

975とはずがたり:2009/06/18(木) 14:13:27
衆院本会議で、臓器移植法改正の4法案を採決へ すべて否決なら廃案、新改正案を作成へ
2009.6.18 10:59
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090618/plc0906181100005-n1.htm

現行の臓器移植法と改正案の比較
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/medical/plc0906181100005-p1.jpg

 子供の臓器移植に道を開くかどうかが焦点となっている臓器移植法改正4案は、18日午後の衆院本会議で採決される。

 臓器移植をめぐる法案の採決は平成9年以来12年ぶり。共産党をのぞく各党は「死生観にかかわる」として党議拘束をかけず、議員個人の判断で投票する。共産党は「議論が尽くされておらず採決は時期尚早」として全員棄権する。与党と民主党は4案とも否決されれば全案を廃案とし、各案の獲得票数をもとに新改正案を作成して提出する方向で調整している。この場合、新改正案の採決は次期国会以降になる見通しだ。

 4案は提出順に、15歳未満の臓器移植を禁じる現行法の制限を撤廃し、家族の同意で可能にするA案▽移植可能年齢を12歳以上に引き下げるB案▽脳死判定基準を厳格化し、当面子供の臓器移植を認めないC案▽15歳以上は現行法を維持し、15歳未満は家族の承認などを条件に提供を認めるD案。

 4案は国会への提出順にA〜D案の順に記名投票で採決し、いずれかの案が可決された時点で終わる。最後に採決されるD案が、否決される見通しのA案の支持者を取り込んで過半数を獲得できるかが焦点だ。

焦点はD案の成否 臓器移植法改正案、18日に衆院本会議で採決
2009.6.16 19:13
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090616/plc0906161913009-n1.htm

 衆院議院運営委員会は16日の理事会で、4案ある臓器移植法改正案について、18日の衆院本会議で採決することを正式に決めた。4案を国会への提出順にA〜D案まで採決する。採決順を生かし、最後に採決されるD案が、A案の支持者を取り込んで過半数を獲得できるかが焦点となる。

 4案は提出順に、15歳未満の臓器移植を禁じる現行法の制限を撤廃し、家族の同意で可能にするA案▽移植可能年齢を12歳以上に引き下げるB案▽脳死判定基準を厳格化するC案▽15歳以上は現行法を維持し、15歳未満は家族の承認などを条件に提供を認めるD案。

 与党や民主党は「死生観にかかわる」として党議拘束をかけない方針で、過半数を得る案が出るメドは立っていない。

 国会議員の支持が比較的集まっているのはA案とD案とされる。ただ、A案には「脳死を人の死とすることに国民的合意はなく、全面開放は拙速ではないか」、D案には「制約が多く実際の移植につながりにくいのではないか」−などの否定的な意見も残っている。

 A案が否決された場合、子供の臓器移植に道を開きたいA案支持者が、次善の策としてD案の賛成に回る可能性がある。

 仮に衆院を通過する案が出ても、参院が法案を修正した場合、両院協議会などでどう調整するかは、各党が党議拘束をかけていないため不透明で、同法改正の道のりはなお険しい。


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