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Tohazugatali Medical Review

966とはずがたり:2009/06/16(火) 12:44:16
新型インフル なぜ川崎に多い?
企業集中、出入国者多く
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20090613-OYT8T00118.htm

 世界保健機関(WHO)が警戒水準を最高の「フェーズ6」に引き上げた新型インフルエンザは13日午前0時現在、県内で計19人の感染が確認されている。うち9人が川崎市民や滞在者で、県内6人目まで市内関係者だけだった。今も同市以外では、同じ学校の中学生7人が確認された海老名市と、計3人の横浜市だけで「なぜ川崎ばかり……」と首をかしげる職員もいる。川崎市で感染の確認が相次いだ背景を探った。(佐賀秀玄、藤亮平)

 ■水曜日に確認

 県内初の確認は5月20日、米国から帰国したばかりの川崎市の女子高生だった。同級生も東京都で感染が確認され、通学先の私立高校は1週間休校した。2人目は同27日で、米国から一時帰国した30歳代の主婦。さらに6月3日、都内で会食した29〜34歳の男女3人と、フィリピンから帰国した男性(65)が確認された。

 さらに、同10日に社内研修で来日したブラジル国籍の男性(39)、同11日に米国ハワイから帰国した男性会社員(26)と東京都内の私立高に通う男子生徒(17)が続いた。

 これら9人は男子生徒以外、8人が海外からの帰国者か、帰国者に濃厚接触した人たちで、5月20日以降、4週連続で水曜に感染が確認され、「魔の水曜日」などという関係者もいる。

 ■相談・検査

 4月下旬以降、県内の発熱相談センターに寄せられた相談は6月10日現在、計6万2283件。相談や検査の数の差が、感染確認に関係していないか。

 相談件数は、人口の多い横浜市が最多で、人口比でも136人に1件の割合。人口比最多なのは、藤沢市で133人に1件。一方、最少は横須賀市で175人に1件だった。

 また、感染を最終確認する遺伝子(PCR)検査も、最多は横浜市で1万2500人に1件。一方、最少は、検査機関のない藤沢市で、約20万人に1件だった。

 一方、川崎市は、相談が136人に1件、遺伝子検査は約3万人に1件で、他の市や県に比べ、突出して多い訳ではない。

 ■専門家の見解

 川崎市で確認が多い理由について、県の担当者は個人的見解とした上で「首都圏にあり、海外との接点が多い。横浜市が少ないのは偶然」と話す。横浜市の岩田真美・新型インフルエンザ対策担当部長も「横浜が多くなってもおかしくない」という。

 川崎市の坂元昇・医務監は「川崎には、社員が海外を行き来する大企業が集まり、東京と横浜に挟まれて、外国に転出入する市民が多いのも影響している」と推測。確認が水曜に集中したのは「週末に移動し、週明けに発症した」とみている。2005年秋、米国で流行した感染症「西ナイル熱」の国内初感染も、同市で確認されている。

 ■今後の方針

 川崎市では現在、感染症指定医療機関の市立川崎病院に12床あり、それを超える入院患者が出れば、市立井田病院や市立多摩病院でも対応するため、さらに感染者が出ても対応できる。

 しかし、「フェーズ6」引き上げ後、同市はこれまでの感染確認で得られたノウハウを生かしながら、流行の長期化を見込んだ体制の見直しを進めて行く方針で、同市の佐々木元行・危機管理室長は「重症化を防ぐ対策に移行し、秋以降に予想される流行に向け、体制を築きたい」としている。
(2009年6月13日 読売新聞)


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