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Tohazugatali Medical Review

958千葉9区:2009/06/11(木) 23:06:47
http://www.asahi.com/special/09015/TKY200906110323.html
「フェーズ6」へ協議 WHO緊急委員会
2009年6月11日22時16分
 新型の豚インフルエンザの警戒レベル引き上げ問題を話し合う世界保健機関(WHO)の緊急委員会が11日正午(日本時間同日午後7時)すぎ、開かれた。会合では、現行のフェーズ5から、世界的大流行(パンデミック)の宣言を意味する最高度のフェーズ6に引き上げる方向で一致した模様で、これを受けてWHOが決定する可能性が高い。

 WHOは9日に、新型インフルエンザが各国にもたらす影響の大きさを示す「重症度」を各国政府に通達していた。通達によると、現在の重症度は「中等度」だ。

 「軽度」としなかったのは、「メキシコで死亡、重症化した人の半数は、持病もない健康な若者だったことなどを考慮に入れたためだ」(ケイジ・フクダ事務局長補)という。

 日本や米国などは違うが、WHOの警戒レベルに基づき、どの程度の対策をとるか決めている国も少なくない。WHOがフェーズ6を宣言した場合、国によっては移動や集会の制限などを検討する可能性があり、市民生活や世界経済などに影響が出かねない。このためWHOは過剰反応を戒めており、渡航制限や国境閉鎖はすべきでないし、経済への悪影響が出ると勧告する方針だと見られている。

 WHOは、医療態勢が整備されておらず、医薬品も十分にないアフリカなどの途上国で今後、感染の影響がどのように出るか最も心配している。これまでに抗ウイルス薬やワクチンメーカーと何度となく会合を開き、途上国への提供について議論している。

 日本ではフェーズ6を宣言された場合の対応について、厚生労働省の担当者は11日、「これまでの(政府の)方針に沿って、感染拡大防止に努める」とし、現状では国内対策の警戒レベル引き上げは考えていないことを明らかにした。

 WHOのチャン事務局長は10日に、メキシコ、米国、カナダ、チリ、豪州、英国、日本、スペインの主要8感染国の担当者と電話会談を開催。フクダ事務局長補によると、各国の感染状況などが話し合われたという。

 現在の警戒レベルの基準によると、フェーズ6への引き上げ要件は、すでに感染が広がっている米州地域以外の1カ国で「地域社会レベルの人から人への持続的感染」が確認されれば満たされる。10日の電話会議では、豪州ビクトリア州でこれに該当する感染が起きていることが確認されたものと見られる。

 これで最初に感染が広まった米大陸や、それに続いた欧州、アジアに加え、南半球にも本格的に感染が広がり出したことが確認され、フェーズ6に引き上げる条件が出そろった形になった。WHOが確認した10日朝現在の感染者は75カ国・地域の2万7737人。大半は軽症で済んでいるが、死者は141人になっている。(大岩ゆり、ジュネーブ=飯竹恒一)


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