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Tohazugatali Medical Review

945千葉9区:2009/06/06(土) 23:00:48
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200906060407.html
脳死の定義、提供数が争点 「すべて廃案」も現実味 '09/6/6

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 議員立法4案が提出されている臓器移植法改正は、衆院厚生労働委員会での審議を終え、今月中旬にも衆院本会議で採決される見通しだ。脳死を一般的に人の死とし臓器提供の大幅増を目指すA案、子どもへの提供に道を開く最小限の改正にとどめるD案が、多数派形成で綱引きしているが、ともに衆院通過の明確な展望はなく、4案廃案も現実味を帯びてきた。

 ▽社会的に受容か

 厚労委の2日間の審議は脳死の位置付けに議論が集中。A案提出者は「おおむね社会的に受容されている」と理解を求めた。ただ、脳死を限定的にする現行法の規定を削除するため「法律が独り歩きし、医療や保険に影響しかねない」との懸念が続出。提出者の福島豊衆院議員は個人的な考えとしながらも「疑義を生むならば、修正してもらうのもあり」と述べた。

 一方、A案側はD案では15歳以上は脳死判定に入る条件が限定されたままで移植医療は広がらないと批判。A案は本人が拒否していなければ家族の同意で臓器提供が可能で、年間10件程度の提供数が150件程度になると主張する。

 ▽泥仕合

 「A案でなければ、すべてやり直しを呼びかける」。A案提出者の河野太郎衆院議員はメールマガジンで、B―D案では移植医療が後退するとし、A案が成立しない場合はすべて廃案が望ましいとの考えを強調した。

 A案は「衆院では約7割支持の感触」(提出者の山内康一衆院議員)と大本命だったが、5月に“非A案結集”を図るD案が提出されると風向きが一変。A案グループは3日、記者会見で「A案をつぶそうとしている」(患者団体)「A案を通したくないから出した」(河野氏)とD案への敵意をむき出しにした。

 ▽採決方法が鍵

 法案の成否を左右するのが本会議での採決順だ。どれも過半数に届かなければすべて廃案になるため「どんな形でもいいので改正を実現させたい」(若手議員)との発想で、A、D案のうち後で採決される方に否決された案の支持者が乗る可能性がある。

 D案グループからは「A案が先に廃案になれば、次善の策で票が集まるだろう」との期待も。A案側は「他はすべて廃案」を徹底する構えだ。

 採決順では、国会に提出されたA、B、C、Dの順に採決する案が有力視されているが、「くじ引き」案すら浮上している。「現行法から内容が遠い順」「提出者、賛成者が少ない順」も検討されているが、恣意しい的な判断が加わる要素も。

 「すべて廃案」への危機感から、民主党の柚木道義衆院議員は5日の厚労委で「いずれかの案が必ず成立する方法を検討するべきだ。修正も含め、コンセンサス醸成が国会の責務だ」と訴えた。


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