したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Tohazugatali Medical Review

914千葉9区:2009/05/23(土) 13:29:01
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000905230002
マスク、洗って再利用できるの!?
2009年05月23日

 「マスク、どないしてる?」「会社からの支給じゃ足りへんなあ」「そやろ。私、洗って使ってんねん」――下町の喫茶店で、女性の会話が聞こえてきた。新型インフルエンザの感染拡大でほとんどの店のマスクが売り切れる中、洗濯という裏技に踏み切る人がいるらしい。果たして、使い捨てのマスクは再利用できるのか。


◇形崩れフィットせず


 鉄道会社で働く50代女性は、家にあったマスクが残り少なくなってきたので、軽く水洗いした後、100円ショップで買ったスプレーでマスクの両側にアルコール消毒液を噴霧し、室内干しして再利用しているという。「だってマスクは売っていないし、着けてないと肩身狭いし。天日干しだとウイルスが飛んでいるかもしれへんけど、室内なら大丈夫やろ」と女性は独自の再利用方法に胸をはる。


 広島国際大の佐和章弘准教授(感染制御学)は、「あくまでも理論上」と断ったうえで、「確かにアルコール消毒でウイルスは死滅する」という。家庭で一般的に使用されている、次亜塩素酸ナトリウムを含んだ漂白剤につけ込んでも効果がある。「でも、お勧めできません」。


 マスクは顔にぴったりフィットさせなければ効果が上がらないが、干したり繰り返し使用したりすれば形が崩れてしまう。また、手でもみ洗いなどすれば布の表面を損傷し、機能を維持するのは難しい。「洗ったり消毒したりしてマスク機能に影響を与えるなら、本末転倒でしょう」


 衛生用品などの業界団体「日本衛生材料工業連合会」(東京都)の池見良祐・常務理事も、不織布マスクは使い捨て前提で製造されていると強調。東京の医療品大手メーカーも「再利用を考えて作っていない以上、メーカーとしては洗って使うことはできないと考える」。別の大手医療品卸売業者も「もし感染しても責任は持てません」。


◇感染防止効果に疑問


 だがそもそも、そこまでしてマスクをしなければいけないのか。


 新型インフルエンザ対策に詳しい外岡(とのおか)立人・元小樽市保健所長は、「マスクにこだわるのは日本特有の習慣」と指摘する。今回も、メキシコでは政府がマスク着用を推奨したが、アメリカではほとんどマスク姿は見られなかった。「マスクで感染を防ぐなら、顔に完璧にフィットさせ、ずれを直すときも表面に触ってはいけない。食事などで外すたびに捨てなければいけない。現実に、そんなことできますか」。そこまでしたとしても、マスクの感染防止効果には専門家の間でも意見が分かれるという。


 また、「まるで大阪や神戸では新型ウイルスが空気中にたくさん浮遊しているように受け止められているが、もしそうならもっと多くの人が感染している」とも指摘。関西への修学旅行や出張の中止、関西を訪問した場合の出席停止などが相次いでいるのは「科学的でない。ちょっと行き過ぎ」と批判する。


 佐和准教授も、マスクがなくても、感染者の飛沫(ひまつ)をあびたりしない限り、感染する可能性は低いと話す。「ウイルスが目や口などの粘膜に触れるのが危ないのだから、外出後の手洗いの徹底や、外に出たら口や目、鼻に手を近づけないよう、首から上に手を上げないようにするなど、ちょっとした工夫が有効です」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板