したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Tohazugatali Medical Review

863千葉9区:2009/05/17(日) 20:47:31
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090425-436828/fe_090511_02.htm
【ドキュメント・新型インフル】「自分で洗濯している」
「家族と離れ、不安やさみしさを訴えています」。4人目の感染者が確認された大阪府寝屋川市内の府立高校の校長は10日正午、集まった報道陣に生徒たちのこの日の様子を語った。

 成田空港周辺の病院や宿泊施設に「隔離」や「停留」されている生徒は、他の府立高2校と合わせ30人。「重篤者はいない」だけに保護者からは、勉強の遅れや、学習支援についての質問、要望も相次いでいる。

 空港近くの宿泊施設で「停留」を強いられている男子生徒から、母親のもとに電話があったのはこの日午前。「元気や。着替えは自分で洗濯している」。そう語る息子に、母親は「食事をしっかり取るように」と語りかけたという。

 いったん関西空港まで運ばれてしまった生徒の荷物は、9日のうちに宿泊施設まで届いたものの、日用品は不足気味だ。保護者のもとには、「パソコンが欲しい」「シャンプーやリンスを帰国前に捨ててしまった」などの声も届いている。

 新たに感染が確認された男子生徒が入院した成田空港近くの民間病院。入院から一夜明けた10日午後0時40分頃、この病院の事務長は「食事も残さず食べ、ぐっすり眠ったようです」と、男子生徒の様子を語った。

 搬送された際に37・3度だった体温も、タミフルなどの服用で36度台に落ち着いたが、外部との接触を断たれた状態が今後も長く続く。「あまりに手持ちぶさたな様子なので、看護師長が本とお菓子を差し入れました」。「家族からの差し入れは?」の問いかけに事務長は「今のところまだ届いていません」と語った。

 東京・新宿の国立感染症研究所では10日午後3時から、メディア向け説明会が開かれた。岡部信彦・感染症情報センター長は、今後、懸念される国内発症という事態を踏まえ、学校閉鎖の目安を次のように語った。「1人でも生徒が発症した場合、その生徒を隔離するだけでなく、学校を閉鎖するという判断をしてもらいたい」

 専門家が示す基準は明快だが、いざ生徒が罹患するという事態に遭遇した場合の、現場の悩みは深い。

 この日、大阪府庁別館の会議室で記者会見した中西正人教育長は「これ以上の感染者が出ないことを願う」と述べた。

 季節性も含め学校現場は、インフルエンザ流行の起点となる恐れを常にはらむ。検疫を盾にした水際の攻防が続くなか、新型インフルとどう向き合うか。教育現場の悩みは続く。

(2009年5月11日 読売新聞)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板