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Tohazugatali Medical Review

854千葉9区:2009/05/17(日) 01:52:29
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090516-OYO1T00523.htm?from=main1
新型インフル、感染拡大防止を徹底…経路わからず困惑
 海外渡航歴のない神戸市内の県立高校生の新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)感染が確定した16日、厚生労働省や市は対応に追われた。同日未明から早朝にかけ、市や兵庫県、学校関係者が相次いで記者会見。この生徒や感染が疑われる2人の計3人が通う高校がある神戸市東部、芦屋市の市立学校・園が休校となり、神戸市は「神戸まつり」の大半の中止を決定した。感染の経路がわからないことに不安を抱く市民らもいたが、神戸市は「症状は季節性インフルエンザと変わらない」と市民に冷静に受け止めるよう呼びかけた。

 ◆学校

 新型インフルエンザの感染が確定した生徒が通う県立高校の校長は詰めかけた報道陣に対し、困惑した表情で「この生徒に海外渡航歴はなく、どういうことが原因でなったのかわからない」と何度も首をひねった。

 校長が「検査中の生徒に新型インフルエンザの疑いがある」と連絡を受けたのは16日午前0時過ぎ。間もなく、駆けつけた教職員らと対策会議を開き、生徒たちに外出を控えるよう指導し、部活動も取りやめることを決めた。

 ◆行政

 神戸市は16日未明から、断続的に緊急の記者会見を開いた。最初の会見は16日午前1時10分頃から。桜井誠一・保健福祉局長ら幹部5人が出席。桜井局長は「発熱外来から出るのが通常と考えており、今回は想定外だった」と話したが、記者からの質問の多くには、「まだ確認できていない」などと繰り返した。

 午前4時からの2回目の会見では、桜井局長らは「家族、学校関係者らとの接触、感染経路を調べる。教室の近くの席に座っている生徒らも聞き取りをしたい」と話した。

 矢田立郎市長もこの日午前8時50分からの会見で、「タミフルなどの治療薬が有効なので、冷静に対応してください」などという内容の緊急メッセージを読み上げた。

 ◆医療機関

 感染が確定した高校生らが入院している神戸市中央区の市立医療センター中央市民病院。16日午前は外来診療がなく、見舞いに訪れる市民らの姿があった。入院中の女性患者(75)は「ニュースで感染者がいることを知った。入院患者の間でうわさになっているが、病院からは何も説明がない。孫が見舞いに来ると言っていたが、来てもらってもいいのか」と戸惑っていた。

 市が指定する発熱外来は同病院(10床)しかないため、市は病院駐車場にテントを張って30床を追加する。さらに、市などが運営する病院でも患者を受け入れ、医師会にも協力を求める。

 同市中央区の民間病院は、職員がマスクを着用し、来院者にも配布。発熱を訴える患者が来院した場合は別室で問診しているが、担当者は「子どもや妊婦など抵抗力の弱い患者も多く、最大限の防止策を取りたい」と話す。渡航歴のない生徒が感染しており、同市東灘区の病院の事務長は「現状では渡航歴のない人が来れば拒めない。慎重に対応するしかない」。

 感染確認を受け、同市医師会や兵庫県医師会は午後に緊急会議を開き、感染拡大に備えた対応を話し合う。神戸市に隣接する同県芦屋市医師会の担当者は「渡航歴の有無にかかわらず、発熱などの症状がある患者には保健所に連絡するよう求めるが、患者の大半は発熱を訴えるため、窓口でトラブルが起きないか心配だ」と話していた。

 ◆街の声

 「神戸まつり」(15〜17日)は16日に予定されていたイベントのうち、東灘、灘、中央区の3区分は中止となった。17日に神戸・三宮で行うメーンイベントのパレードも取りやめる。

 同市中央区の東遊園地では、前日までに設営していた飲食店など約70の出店を業者が次々と撤去した。

 たこ焼き店を片づけていた店主の鹿野辰也さん(45)は「新型インフルエンザの影響の大きさを身をもって感じた。予報が雨だったので、食材をあまり仕入れていなかったのが唯一の救い」と自分に言い聞かせるように話した。

 神戸市中央区の中華街「南京町」を訪れた奈良市芝辻町、天理大3年中東香さん(20)は「空港の検疫をすり抜けたのでしょうか。早く、原因や感染経路を特定してほしい」と硬い表情で話した。

(2009年5月16日 読売新聞)


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