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Tohazugatali Medical Review

849千葉9区:2009/05/17(日) 00:49:40
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090516/bdy0905162329039-n1.htm
【新型インフル】足取り把握できるのか プライバシー保護が課題 (1/2ページ)
2009.5.16 23:28
 新型インフルエンザの国内発生という事態を受け、国や神戸市は患者がどのように感染したのか、誰に接触したかなど、感染拡大を阻止するための「積極的疫学調査」を進めている。政府の新型インフルエンザ対策本部の専門家諮問委員会は16日、「すでに地域感染が始まった」と指摘。感染経路をどこまで追いかけるかなど、限られた時間と人的資源の中で厳しい選択を迫られることになる。

 ■調査の範囲

 国立感染症研究所や厚生労働省は疫学調査の専門官らを十数人規模で神戸市に派遣、地元の保健所と協力して患者の行動把握などを行っている。

 国の調査実施要綱などによると、「疫学調査員」が、患者が発症(発熱)した1日前からの行動について把握することになっている。患者と接触して感染の恐れが高い「濃厚接触者」をリストアップして、症状を確認するとともに発症から8日間、外出しないよう要請、抗インフルエンザ薬の予防服用を求めることになる。接触者が何人と接したかなども聞き取り、症状がある場合、医療施設への入院措置がとられることになる。

 現時点では、患者の家族やクラスメート、部活動を一緒にした人は濃厚接触者としてリストアップされる可能性が高い。

 ■感染力は?

 感染力について専門家諮問委員会は「通常のインフルエンザと同じか、それ以上」としている。このため、岡部信彦・感染研感染症情報センター長は「電車やバスなどに短時間乗り合わせたりすれ違ったりした人まで接触者としてリストアップする必要はないのではないか」という見解を示した。

 感染者が増えていくと、これまでのように「濃厚接触者」を追うことが物理的に不可能になってくる。感染者が疑い例も含め4700人以上出ている米国では日本のような積極的疫学調査を行っていないという。

 ■学校名報道

 感染者が出た神戸市の高校名について、厚労省はこれまでの感染例と同様、明らかにしていない。「特定の場所に(感染が)起きているため(公開の)必要はない」という考えだ。野球場のように不特定多数の人が集まる場所に感染者がいた場合、国も施設名を公表する可能性がある。

 産経新聞を含め、多くのメディアが学校名を明らかにして報道している。「海外渡航」と感染経路をたどる手がかりがなくなり、感染が追えなくなっていることや風評被害が広がることを避けるという判断だ。

 ただ、東京慈恵会医科大の浦島充佳准教授は「新型インフルエンザは致死率が高いわけではない。一部の患者で重症化するが、季節性のインフルエンザを超えるほどではなく学校名を報道する必要はないのではないか」と指摘する。

 感染者が出た大阪府の学校には誹謗(ひぼう)中傷が相次いだ。感染の封じ込めとプライバシーをどう守るかという大きな問題が残されている。(杉浦美香)


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