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Tohazugatali Medical Review

831とはずがたり:2009/05/13(水) 13:57:38
「地方のがん対策伝える」 荒生さん国有識者会議委員に
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090513t55012.htm

 山形県酒田市健康課に勤務する荒生佳代さん(41)が厚生労働省の有識者会議「がん対策推進協議会」の委員に、東北からただ1人選任された。がん検診の受診率向上に取り組んだ実績が認められた。荒生さんは「地方の実情を進言し、自分自身も勉強したい」と意欲を見せている。

 協議会は全国の医師や行政担当者、NPO関係者ら20人で構成し、任期は2年。年3回の会議で、国のがん対策推進基本計画に対して意見を述べる。

 荒生さんは酒田市出身。山形市内の看護学校を卒業後、栃木県内の病院で2年間、看護師として勤務。生活習慣病予防への関心から酒田市職員を目指し、1992年に採用された。現在は成人保健係の主任を務める。

 山形県は胃がんを中心にがんの死亡率が高く、とりわけ庄内地方は高い。一方で、酒田市は胃がん、大腸がん検診の受診率が低かった。「40―50代の働き盛りの受診率の伸び悩みが特に課題だった」(荒生さん)という。

 成人保健係では2006年から、市の広報だけに頼っていた呼び掛けをやめ、検診申込書の全戸配布を開始。医師を招いた講演会を頻繁に開くなど、啓発を徹底した。その結果、20%弱だった胃がん、大腸がん検診の受診率は県平均並みの30―40%に上がった。

 荒生さんは昨年5月、国立保健医療科学院(埼玉県和光市)で取り組みを報告し、今回の選任につながった。

 昨年12月には父親を肺がんで亡くした。5年間の闘病を支えた家族としても、がんをどうにかしたいと思い、背中を押された。「最初は、わたしなんか場違いだろうかと悩んだが、父のこともあり、引き受ける決心をした」と振り返る。

 荒生さんは「協議会では酒田市の事業や地方の実情を報告するだけでなく、緩和ケアなどについてほかの委員から吸収し、県全体のがん対策につなげられればと思う」と話している。

2009年05月13日水曜日


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