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Tohazugatali Medical Review

813千葉9区:2009/05/09(土) 00:04:14
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090425-436828/fe_090506_02.htm
【ドキュメント・新型インフル】輸入禁止、隔離 広がる波紋
 「我が国が、豚の輸出で不当な扱いを受けないよう必要な措置を講じた」。4日午後(日本時間5日)のメキシコ市。新型インフルエンザ対策のため、風通しがいい屋外に設けられた記者会見場で、メキシコ政府のマテオス経済相は厳しい表情で切り出した。

 中国など約20か国がメキシコを含む感染国からの豚肉の輸入を禁止したことへの不満が言葉の端々ににじむ。メキシコの豚肉生産量は年間約120万トン。輸出はこのうち5%に過ぎないが、ここで輸入禁止を許せば、メキシコ製品に対する偏見を助長する恐れがある。 この日の措置は、世界貿易機関(WTO)に輸入禁止の是非を問う文書を送りつけるというもので、経済相は会見で世界保健機関(WHO)の見解を改めて引用した。「豚肉を食べてもウイルスには感染しない」

 アジアで初めて確認された感染者のメキシコ人男性(25)が宿泊していた香港の繁華街・湾仔のホテルでは5日、日本人8人を含む宿泊客と従業員ら約300人が隔離生活開始から5日目の朝を迎えた。

 入り口付近には、地元メディアが張り付き、運悪くホテルに居合わせたため「缶詰め生活」を強いられることになった人たちの姿を窓越しに追う。

 8人の日本人は、健康状態に異常はなく、日本の新聞の衛星版や雑誌の差し入れを受け、それぞれの部屋でテレビを見るなどして過ごしているという。

 香港は2003年、新型肺炎(SARS)の大流行を許し、死者約300人を出しただけに、曽蔭権行政長官は「ウイルス拡散を防ぐため厳格な措置を取らざるを得ない」と理解を求めるが、宿泊客の我慢も少しずつ限界に近づいている。

 香港政府は8日夜に予定する隔離解除後、宿泊客を香港ディズニーランドに招待する計画を打ち出しているが、英国人宿泊客はこの日午前、香港のテレビ局に「解除されたら、すぐにイギリスに帰る」と語った。

 中国中央テレビは5日午後3時(日本時間同4時)前、広州空港を4日深夜に飛び立った中国南方航空機がメキシコ市に到着したと速報した。

 メキシコから上海への直行便受け入れを中国政府が停止したことで、足止めされていた中国人旅客約100人を帰国させるチャーター機で、到着後のインタビューに対し、王世山機長は次のように述べた。「機内には防護服や消毒液、マスクなどを完備。専門家の感染防止訓練も受けた」

 北京在住の女性会社員(35)は「中国の対応が『過剰反応』という批判もあるらしいが、SARSもあったので仕方ない」と語った。

(2009年5月6日 読売新聞)


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