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Tohazugatali Medical Review

800千葉9区:2009/05/06(水) 11:51:39
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090506-OYT8T00237.htm?from=nwla
新型インフル「沈静化」、普通の生活を模索
米「即休校」方針見直しも メキシコは企業・学校再開へ

 新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)感染者は世界中で増え続ける一方、発生地とされるメキシコで「沈静化」に向かっているとの観測がある。米国では感染拡大阻止を優先するあまり経済や社会活動を抑制する措置を見直す動きがある。

 厳戒態勢が功を奏し、重症化が抑えられていることから、防疫対策と対策による影響のバランスを考える余裕が出てきた。(リオデジャネイロ 小寺以作、ワシントン 山田哲朗)

 ■株価が上昇

 「正常生活に戻る道筋が見えてきた」

 メキシコのカルデロン大統領は4日、テレビ演説で新型インフルエンザを克服しつつあるとの自信を見せた。コルドバ保健相が「国内の感染は峠を越えた」と述べており、市民の間に安堵(あんど)の空気が流れている。

 政府は、5日間にわたった官公庁、企業や商店の業務停止措置を6日から段階的に解除する計画。7日には高校と大学、11日には幼稚園と小中学校の授業も再開させる。メキシコ市内の道路には4日、車の往来が戻り始めた。メキシコ証券取引所で平均株価は同日、5%上昇した。

 だが、メキシコで感染が確認された患者は5日、800人を超し、警戒を緩められる状況ではない。感染予防のため、劇場や映画館で、観客は1席おきの着席を義務づけられ、サッカーのスタジアムでは、観客同士が2メートル以上あけて座らなくてはならない。保健相は「ネクタイに、くしゃみで飛散したウイルスが付着する」として、当面、ネクタイを着用しないよう国民に呼びかけた。

 カルデロン大統領は、また、「ウイルスの基本的な特徴が分かってきた」と強調した。病気の正体が謎だった4月中旬までは、発症初期に適切な処置が取れず、重症者や死者が続出したが、新型インフルエンザと判明した4月下旬以後、抗インフル薬タミフル投与などで、症状の悪化がうまく抑えられているとの認識を示したものだ。

 ■感染36州に


 米国では4日、感染者が確認された州が36州に広がった。全米で500以上の学校が休校となり、33万人の生徒が休んだ。米政府が感染者が確認された学校に14日間の休校措置を求めているからだ。世界保健機関(WHO)は当初、新型インフルの潜伏期間を季節性インフルより長い6〜8日と推定、休校措置もそれに応じて長い。WHOは5日、潜伏期間の見解を季節性並みの5〜7日と改めた。

 一方、感染者が集中したニューヨーク市の私立聖フランシス高校は4日、授業を再開した。米疾病対策センター(CDC)のリチャード・ベッサー所長代行は4日、感染者が出たら「即座に休校」という方針を見直す考えを示した。病状が「季節性インフルと同程度」と比較的軽い上、「学校で患者が出たときには、すでにウイルスが地域に広まっている」ことから、学校だけ閉鎖しても意味がないとの判断からだ。ベッサー所長代行は4日、「メキシコでウイルスの活動が低下してきているのは勇気づけられる兆候だ」と述べた。メキシコ同様、米国でも抗ウイルス薬が効いていることが、厳戒態勢の緩和に向けた機運に結びついている。

 ■下痢が高率

 WHOのケイジ・フクダ事務局長補代理は4日の記者会見で、徐々にわかってきた新型インフルエンザの特徴を説明した。感染者が下痢を起こす率が40〜50%と高い。一方、死亡が確認された26人の中にはタミフルを投与されながら亡くなった人もいるが、「タミフルは、通常、発症から48時間以内に投与しないと効果を発揮しないが、感染者が投与されたのは5日目や6日目。タミフルが効かないとはいえない」と指摘した。

(2009年5月6日 読売新聞)


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