したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Tohazugatali Medical Review

799千葉9区:2009/05/06(水) 11:50:54
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090425-436828/fe_090505_09.htm
【ドキュメント・新型インフル】TVに会議専門家も奔走
 4日午後1時半、東京・赤坂でテレビ番組の収録を終えたばかりの元国立感染症研究所研究員、岡田晴恵さんの携帯電話が鳴った。別の放送局からの出演依頼だ。新型インフルエンザ発生を政府が宣言した4月28日以来、1日2〜3か所のはしご出演も珍しくない。

 感染症の知識を、分かりやすく伝える専門家としてメディアに人気がある。新型インフルエンザに関する著書も約20冊、執筆依頼も次々舞い込む。収録の合間には美容室へ。戻れば控室でパソコンに向かう。

 「今回はたまたま弱毒性でしたが、鳥由来の強毒性インフルエンザが出現する可能性は、全く減っていません。その対策も忘れてはいけない」。口調が熱を帯びる。

 世界保健機関(WHO)感染症アドバイザーを2005年まで務めていた、押谷仁・東北大教授(ウイルス学)も、4月末に予定していたフィリピンへの出張をキャンセル。そのまま騒動に巻き込まれた。都内のホテルに泊まりながら、NHKなど放送局の報道番組に出ずっぱり。「テレビ出演は苦手です。でも、みなさんに正確な情報をきちんと伝えなければ……」

 その間、WHOの電話会議などもこなし、今月3日、1週間ぶりに仙台市の自宅に戻って寝た。

 東京・国立感染症研究所。岡部信彦・感染症情報センター長は、4日午後2時から同研究所で開かれた報道向け説明会に出席した。「新型ウイルスの検出キットも発送を終え、来週には全国の自治体の衛生研究所で短時間診断ができるようになります」と説明した。

 喜田宏・北海道大教授は、同日夕、北大構内(札幌市)の研究室に入った。

 WHO、国際獣疫事務局(OIE)、国連食糧農業機関(FAO)が主催する国際電話会議が4日午後11時から開かれ、これに参加を求められたためだ。「現状では、A香港型、Aソ連型、B型に続いて、第4の季節性インフルエンザに仲間入りしそう。大きな被害につながる恐れは低いが、それぞれのウイルスの動きを冷静に見守る必要があります」と語る。

 札幌市もようやく桜が開花、この日も20度を超える陽気となった。連日の取材対応などの間にたまった手紙や原稿の処理をしながら、喜田さんは研究室で一人、深夜の電話を待った。

(2009年5月5日 読売新聞)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板