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Tohazugatali Medical Review

780千葉9区:2009/05/05(火) 10:08:44
「鳥」と混合なら強毒型にも
 新型インフルエンザがアジアを中心とする「強毒型」鳥インフルエンザの流行地に上陸すると、人に広まりやすく、重症な肺炎を起こすウイルスが新たに生まれる懸念がある。

 WHOの集計によると、鳥インフルエンザによる死者数が多いのは、インドネシア(115人)、ベトナム(55人)、中国(25人)。こうした国の農村部では、庭先で鶏と豚を一緒に飼っている農家が珍しくない。

 大槻公一・京都産業大鳥インフルエンザ研究センター長はあくまで可能性と前置きしつつ、「新型ウイルスが東南アジアで広がれば、その遺伝子が豚の体内で鳥インフルエンザの遺伝子と混じり合い、新しいウイルスが誕生する恐れがある」と指摘する。このウイルスは人―人感染する新型インフルと、重症な肺炎を起こしやすい鳥インフルの両方の性質を兼ね備える可能性がある。新型インフルの豚への感染はカナダで、鳥インフルの豚への感染は中国で、確認されている。

 日本は鳥インフルエンザ発生時、東南アジア諸国に備蓄用としてインフルエンザ治療薬タミフルを供給した実績がある。大槻センター長は「途上国での新型拡大を防ぐことが最大の予防策。タミフルの供給援助を強化するなど、日本の役割は大きい」と話している。(科学部 宮崎敦)

◇ ◇
 

「水際」対策、中国は徹底
 「北京15人、異常なし」、「上海68人、異常なし」……中国で今、4月30日にメキシコ航空便で上海に着いた百数十人の状況が連日報じられている。メキシコ人乗客の感染が1日確認されるや、同乗客が全員隔離され、健康状態を監視されているのだ。

 2003年に初動対応の失敗からSARSまん延を防げず、本土で300人以上の死者を出した中国。新型インフルエンザ感染の疑いがある者の早期発見、早期隔離は徹底している。

 水際作戦は、胡錦濤国家主席自ら「検疫を特に厳格にせよ」と、陣頭指揮している。

 だが、SARS拡大の元凶になった「情報隠し」への不安は残る。当局内の情報伝達に詳しい北京の大学関係者は、「中国では、問題が発生すると、地方の権力者が責任を問われやすく、情報隠し、偽の報告はよくあることだ」と語る。厳格な水際作戦の陰で、感染を隠す地方が現れる可能性がある。(北京 杉山祐之)

(2009年5月5日 読売新聞)


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