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Tohazugatali Medical Review

7370チバQ:2022/12/05(月) 17:17:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1d5da4cc399060796bba9e10c792d5135c1154d
華やぐ街と防護服の私 終わらぬコロナの波 退職決めた看護師の空虚
12/5(月) 13:46配信
 大阪市内の発熱救急外来で新型コロナウイルス患者の対応にあたってきた30代の女性看護師が11月、8年勤務した病院に退職届を出した。元気になった患者の笑顔に励まされて続けてきたが、相次ぐ感染の波に気持ちを維持できなくなったという。コロナと対峙(たいじ)してきた女性の約2年半に迫った。

 ◇休日出勤が常態化

 コロナ流行が本格化した2020年初夏、女性が勤務していた病院の救急外来に発熱外来が併設された。救急外来を担当していた女性は兼任することになり、当初は「そのうち誰かと交代できるだろう」とやや楽観的に考えていた。

 発熱外来では、屋外のテントで患者の対応にあたった。真夏は防護服の中に熱がこもり、頻繁に熱中症のようになって食べることができなくなった。第3波に入った20年末には府内で感染者が急増し、休日出勤が常態化する。残業手当が膨らみ、給与明細を見るとかつてないほど高額になっていた。夫と保育園に通う長女の3人暮らし。「幼い子どものいる自分の生活が立ち行かず、お金を払ってでも休みがほしい」としか思えなかった。

 府内で多数の死者を出した21年春の第4波では、より厳しい状況に追い込まれていく。多いときは数分間隔で患者が救急車で運び込まれる。数日前に入院した高齢者がひつぎに入って出ていき、亡くなった人が横たわっていたベッドは、すぐ次の患者で埋まった。朝から、ゴーグルや防護服を身につけて休みなく作業し、日付をまたぐことも少なくなかった。1カ月で体重が5キロ減った。

 22年夏の第7波では、保育園に通う娘の発熱から始まった家庭内感染で自らもコロナを患った。40度を超える発熱で起き上がれず、体を動かすと筋肉が痛んでコップを手で持てなかった。その後しばらくは突然血の気が引くと感じたり、動悸(どうき)がしたりする後遺症に苦しみながら、仕事をこなしてきた。

 ◇世間との差に耐えきれず

 10月下旬から、女性の勤める病院に来るコロナ患者が再び増え始めた。女性の病院は、大阪市内の繁華街の近くにある。コロナ禍が始まって3年近くたち、仕事帰りに通る街には、かつてのようなにぎわいが戻ってきたように見える。

 「華やいだ街で自分は防護服やゴーグル、マスクを身につけて何をしてるんだろう。発熱外来で、ずっとばたばたしている自分を空虚に感じるようになってしまった」。日常を取り戻しつつある世間、緩められそうな行政の対策。感染の波が来る度に長時間勤務を強いられる自分とのギャップに耐えきれず、女性は退職届を出した。

 ◇「メンタルヘルス不調」24%

 日本看護協会が全国の病院を対象にした調査によると、正規雇用の看護職員の離職率は20年度が10・6%で、前年度とほぼ変化はなかった。一方で、より感染が拡大した21年4〜9月、メンタルヘルスの不調の看護職員が増加して困ったと回答した病院は24・2%あった。看護職員約1万5000人を対象に実施した新型コロナの影響調査(約5000人が回答)では20年3月〜21年9月に、約8割で「感染への恐怖や不安」、約半数で「職場の労働環境の悪化」、約2割で「周囲からの偏見や心ない言葉」という形で影響があったと回答した。【田畠広景】


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