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Tohazugatali Medical Review

689千葉9区:2009/02/17(火) 22:29:16
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090217/bdy0902171725003-n1.htm
【明解要解】駅のトイレ、なぜ石けんがない? (1/2ページ)
2009.2.17 17:23

このニュースのトピックス:病気・医療
 インフルエンザなどの感染症の防止を呼びかけるポスターやパンフレットにはマスク、うがいとともに手洗いの必要性が記述されている。だが、手洗い用のせっけんを常備していない施設も目立つ。不特定多数が利用する駅のトイレもそのひとつだ。現状を調べてみた。(特集部 津川綾子)

 「駅のトイレの手洗い場にせっけんがない。この季節は特に感染症も気になるし、水で洗っただけでは不安」。感染症対策に敏感な横浜市在住の主婦(38)は困惑して話す。厚生労働省の新型インフルエンザ対策ガイドラインでも個人・家庭での対策に「うがい・手洗い・マスクの励行」とあり、対策の具体策を示す自治体のホームページでは「手洗いは、よくせっけんを泡立てて」(東京都千代田区の新型インフルエンザQ&A)など、せっけんによる手洗いの推奨が目立つ。

 鉄道各社に問い合わせると、東急は「7割のトイレにせっけんを設置し、100%の設置を目指している」との回答だったが、これは例外。首都圏では東京メトロ、西武、東武、京王の各私鉄、関西では阪急や京阪などが「駅のトイレにせっけんは設置していない」の回答。JR東日本や京急は「一部トイレにはせっけんがあるが、基本的には設置していない」とのことだった。

 一方、同じ公共トイレでも利用客が長時間を過ごす百貨店は「必ずあります」とトイレのせっけんは標準装備のようだ。同じように不特定多数が利用するのに、駅にはなぜせっけんがないのか。百貨店と違って「駅数が多くせっけんを補充するコストや手間は大きい」(京急)ことや、「いたずらで薬品などが混入する恐れもあり安全上設置していない」(東武)という理由からだという。

          ■   ■

 気になるのは感染症のもとになるウイルスや細菌が流水だけで落ちるのかどうかだ。

 東京都健康安全研究センターが平成16年、ノロウイルス(実験にはノロウイルスに似たウイルスを使用)の除去効果を流水のみと薬用せっけんを使った場合とで比べたところ、流水だけでも手指のウイルスが100分の1に減少したが、せっけんを使うと1000分の1にまで除去できた。

 国立感染症研究所の森兼啓太主任研究官は「ウイルスや細菌は、唾液(だえき)や汚れに含まれて手指に付着することが多い。せっけんを使って手を洗えば、汚れごと落としやすい」と話す。

 日本トイレ研究所(東京)と王子ネピア(東京)が19年、首都圏に住む小学生の子供の保護者に外出時のトイレについて知りたい情報を聞いたところ、「手洗いせっけんの有無」を3割の保護者が気にしており、公共トイレにせっけんがほしいとのニーズが少なくなかった。

 新型インフルエンザの発生を視野に入れる時代に入ったいま、ウイルスを蔓延(まんえん)させないためさまざまな予防策が求められている。せっけんによる手洗いはその基本にあり、駅を含め公共の場でも今後意識を高める必要があるだろう。


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