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Tohazugatali Medical Review

6604チバQ:2021/06/29(火) 21:44:29
Amazonで一時販売停止になった反ワクチン本も
 今月発売の書籍『医師が教える新型コロナワクチンの正体 本当は怖くない新型コロナウイルスと本当に怖い新型コロナワクチン』(ユサブル)がAmazonの売れ筋ランキング1位を獲得したにもかかわらず、「コンテンツガイドラインに準拠していない」とされ、一時販売停止となった(現在は再開)。

 著者は年季の入った反ワクチン主義者の内海聡医師。特別対談として本の帯に書かれて登場するのは、ロバート・ケネディ・ジュニアという活動家だ。前述の米国の反ワクチン産業の12人で名が挙がった人物である。

「言論の自由」等の議論はさておき、こうした本の売れ行きは、反ワクチン勢力の「実績」になる。カルト的な需要が集中しただけなのに、「多数に支持されている」との誤解も与えかねない。

不安感からデマの沼にハマる“恐ろしさ”
 公的機関が出すデータなどに基づく見解は、複雑で分かり辛いことも多い。それよりも、きっぱり「危険だ」と断言する言説に惹かれる人がいる。それがたとえ嘘やデマでもだ。

 反ワクチンに染まった人をネット上で観察していると、「陰謀論なんかじゃない」「調べたらそうとしか思えない」「真実に目覚めた」となぜか胸を張っていて、「テレビや新聞を疑え」と言いつつ、自分が信じる情報の出所は全く疑えていない矛盾がある。カルト宗教に洗脳された人のように、「自分はおかしくない」と過信しがちだから、利己的な連中のターゲットにされ、カモにされていることにも気付かないのだろう。

 長引くコロナ禍で、様々な制限などの理不尽な目に遭って、何かを敵視せずにはいられなくなると、医療、メディア、政治への不信感も募っていく。そうして根拠のない情報に飛びついてしまう人が出てくる。

 最初はほんの少し不安視していただけでも、ちょっと刺激されるとデマ情報の沼に落ちるかもしれない。多くの人はこうして反ワクチン思想にハマってしまうのだろう。何を信じるのも自由だが、極端に思考が変わって短絡的になるのは恐ろしい。正義感が暴走し、思想を押し付けるような加害性が生まれ、社会との分断が起こる。

 ワクチン接種は強制ではなく、個人の判断であることは大前提だ。しかし、ネットに広がるデマを参考にするのはあまりにも馬鹿馬鹿しくないだろうか。反ワクチン市場への対抗策、デマを打ち消す方策と同時に、「騙されやすい人」にどうアプローチしていくか。ネットリテラシーの教育も含めて考える必要がありそうだ。

<文/黒猫ドラネコ>

【黒猫ドラネコ】
大分県出身。Webライター。主に怪しいスピリチュアル界隈や信者ビジネスなどを観察し潜入取材も敢行。赤坂のイベントBar「三代目」に出没します。

Twitter:@kurodoraneko15

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