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Tohazugatali Medical Review

6521チバQ:2021/06/10(木) 13:24:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/29490cac4a25085af8016df9580c5c038f6b14b9
接種加速させて支持率アップ、米英を意識…[政治の現場]ワクチン<9>
6/9(水) 5:01配信

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読売新聞オンライン
 「英国では成人の半分が、いまや2回の接種を終えた。これは、まさに偉業だ」

 6月3日、英国首相のボリス・ジョンソンは誇らしげにツイッターに投稿した。ジョンソンは3日夜、ロンドン市内の病院で2回目となる新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた。ワクチンは、英アストラゼネカ製だ。

 昨年12月に始まった英国のワクチン接種は順調だ。感染者数が激減し、5月に屋内レストランの営業が認められ、社会も正常化しつつある。6月上旬に成人の約75%が1回目の接種を終えた。政府は7月までに全成人の1回目接種を完了させる目標を掲げる。

 成果を自賛するジョンソンだが、初動は遅かった。英国はマスク着用の義務化も遅れ、ジョンソン自身は昨年3月、自ら感染し、一時は集中治療室(ICU)で治療を受けるまで病状が悪化した。「首相は当初、コロナを『豚インフルエンザ程度だ』と軽視した」(元首相上級顧問のドミニク・カミングス)。

(写真:読売新聞)

 死者数は12万人超。昨年末から感染力が強い英国型(アルファ型)の変異ウイルスが猛威を振るい、今年1月には1日の新規感染者が6万人超にも及んだ。

 ジョンソンが懸けたのが、ワクチンだ。英国のコロナ対応に詳しい野村総合研究所の梅屋真一郎は「治療薬もうまくいかず、ロックダウン(都市封鎖)も限度があった。ワクチンしか活路がなかった」と分析する。

 ただ、ワクチンの配布や接種はスムーズに進んだ。司令塔となったのが、患者情報を一元化したデータベースを持つ英国の国民保健サービス(NHS)だ。子宮頸(けい)がん予防を目的とするHPVワクチンなど過去に大規模なワクチン接種を担った経験が、今回は生かされた。

 接種の「打ち手」もかき集めた。昨年10月の法改正で准看護師や薬剤師なども訓練すれば接種が可能になった。NHSは退職した医師や看護師の活用も図った。

 ジョンソンが与野党の反対を押し切り、1回目の接種を優先させ早期接種を大胆に進めたことも奏功した。2回の接種より、多くの国民がある程度の免疫を早く獲得する方がリスクが減る、との目算だった。「英国らしい実利優先の政策」(英政府関係者)とも言える。

 国民の支持を集める英王室も接種促進に一役買った。

 「何の問題もなく、あっという間で痛くなかった」

 エリザベス女王は2月、自らのワクチン接種を振り返った。「自分より周りの人のことを考えるべきだ」とも語り、女王が接種を呼びかけたと受け止められた。

 英国では現在、インド型(デルタ型)の変異ウイルスの感染が拡大しているが、ジョンソンの評価は高い。調査機関ユーガブの世論調査では、有権者の10人中9人近くが政府のワクチン対応を評価し、このうち51%が「ジョンソンの手腕だ」と回答した。政党支持率は、ジョンソン率いる保守党が46%で、野党・労働党の30%を上回る。

 1月初旬に1日あたりの新規感染者数が30万人を超えた米国も、急速にコロナの傷から回復しつつある。

 大統領のジョー・バイデンは5月13日、ホワイトハウスで「きょうはウイルスとの長い戦いの中で、米国にとって素晴らしい日となった」と演説した。ワクチン接種が完了すれば、マスク着用を原則不要とする新たな指針を発表した。

 バイデン政権発足以降、接種は順調に進む。「就任100日で1億回」の目標は就任58日で到達。2億回に倍増させた目標も92日目に達成した。今は7月4日までに成人の7割が1回接種するとの目標を掲げる。


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