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Tohazugatali Medical Review

6509チバQ:2021/06/06(日) 13:02:02
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210601-OYT1T50311/
中国製が途上国に浸透、日本は存在感発揮に腐心…[政治の現場]ワクチン<7>
2021/06/02 05:00

 新型コロナウイルスの世界規模の感染拡大は、米国や日本など国内感染の封じ込めに苦心する民主主義国家と、強権的に感染を封じ込めた権威主義国家との違いを際立たせた。特に目立つのが、自国製ワクチンを駆使して、積極的にワクチン外交を展開している中国の姿だ。


 「ハンガリーは中国ワクチンに『夢中』」

 中国国営新華社通信が3月初旬、こんな見出しのニュースを誇らしげに伝えた。反移民・難民を掲げ、欧州連合(EU)と対立するハンガリー首相のビクトル・オルバンが、中国の国有製薬大手「中国医薬集団」(シノファーム)が製造したワクチンを接種したというニュースだった。

 ハンガリーはEU内で最も早く中国製ワクチンの接種を始めた。中国は、習近平シージンピン国家主席が掲げる巨大経済圏構想「一帯一路」で、ハンガリーとセルビアを結ぶ鉄道に巨額投資を行うなど、ハンガリーで存在感を増している。

 中国は、監視の徹底など強権的な手法も駆使し、国内感染を封じ込めたとされる。シノファームのほか、別の製薬大手「科興控股生物技術」(シノバック・バイオテック)のワクチンも利用し、世界各地でワクチンを無償、有償で提供している。アジアから南米、アフリカ、欧州まで、価格の高い米ファイザー製ワクチンなどを調達できない途上国を中心に、供給国の数は約80か国にも上るとされる。

 ただ、中国製ワクチンは、中国の保健当局が情報開示を長い間拒んだことから、データの透明性や効果を疑問視する声もある。

 それでも接種は広がる。トルコ大統領のタイップ・エルドアン、チリ大統領のセバスティアン・ピニェラ、フィリピン大統領のロドリゴ・ドゥテルテ――。中国製ワクチンを接種した指導者らは、いずれも権威主義的な言動が目立つことでも共通する。

 新華社の報道から約1週間後。東京・霞が関の外務省にハンガリーの外務貿易相、ペーテル・シーヤールトーの姿があった。国際会議で来日したシーヤールトーは日本の外相、茂木敏充にこう伝えた。

 「EUからワクチンが入ってこない。中国製を使いたくて使うわけではない。使わざるを得ないんだ」

 EUは加盟国が安定した価格でワクチンを購入できるよう、執行機関・欧州委員会が代表して製薬会社と契約する。EUでは、加盟国にEUが承認したワクチン使用を促す指針はあるが、強制力はない。ただ、ハンガリーと中国の密接な関係を知るだけに、日本側でシーヤールトーの言葉を額面通り受け取る向きは少ない。

 「ポストコロナの時代には、世界で中国の影響力が強まってしまう」

 5月18日、国会内で開かれた超党派のJICA(国際協力機構)議員連盟(会長=自民党の額賀福志郎衆院議員)の会合では、出席者から、こんな懸念も上がった。ワクチンを輸入に頼る日本は存在感を高めるため、どんな手を打つべきなのか。


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