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Tohazugatali Medical Review

6400チバQ:2021/05/15(土) 23:46:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/86038d14c601f0ae3b43f40be69835fa105ddbaf
「専門家のクーデターだ」担当職員が恨み節 コロナ対策、迷走の政府
5/15(土) 11:00配信
西日本新聞
菅義偉氏

 14日、政府の新型コロナウイルス対応方針は専門家からの強烈な「駄目出し」を食らい、初めて急転換した。結果として、菅義偉首相はより強い緊急事態宣言の拡充を選択したものの、感染力の強い変異株を主要因とする「第4波」は国内を覆おうとしている。ギアの切り替えが「遅きに失した」との批判は容易には拭えそうにない。 (東京支社取材班)

 午前7時に始まった政府の基本的対処方針分科会は冒頭、西村康稔経済再生担当相がまん延防止等重点措置のみの追加適用を諮問し、合意を得ようとした。

 ところが、厚生労働省の助言機関にも名を連ねる分科会メンバーから異論が噴き出す。12日公表されたばかりの助言機関の感染分析も踏まえ、特に北海道を巡って「医療の窮状は看過できないレベルだ」「大型連休中に、感染が札幌市から全道に染み出してしまっている」。新規感染者数の前週比率などが、緊急事態宣言の出ている関西と同じ傾向と評価された岡山、広島両県の取り扱いも一緒にテーブルに載せられ、部屋は「宣言を」のムードに支配された。

 約1時間後。閣議出席のため、一時退席した西村氏の表情は険しかった。閣議終了後、首相に向き合い「専門家は納得しそうにありません」と3道県に対する宣言発出を進言。首相も「分かった。専門家の意見を尊重する」と応じた。

 関係者によると、西村氏は前日夕の関係閣僚会合でも首相に「もはや、宣言レベルです」と訴えていたという。この時は、首相が「いや、重点措置だ。北海道も(重点措置を)始めたばかりじゃないか」と受け入れず、議論は1時間を超えて続いた。最後は「(14日の)専門家の声によっては再考する」ことを確認し、重点措置のみの当初諮問案でようやく折り合っていた。

 そして、その通りの展開に―。専門家の「総意」は、政府サイドの予想のはるか上を行く強硬さだった。

          ■      

 野党側が「朝令暮改でなくて“暮令朝改”。夜に決めて朝に直すだ」(立憲民主党の安住淳国対委員長)と、その迷走を、安直さを皮肉る方針変更。新型コロナの感染状況は世論を最も左右するため、内閣支持率が芳しくない首相としては、強行突破はできなかったのが現実と言える。基本的対処方針の書き換えや、自治体との再調整に追われたコロナ担当部署の職員からは「専門家のクーデターだ」との恨み節も漏れた。

 片や専門家は分科会後、「危機感を共有し、認識を改めてくれたことは良かった」と今回の政策決定に一定の評価を与えたが、変異株の猛威に対抗して感染を下降局面に向かわせるのに、果たして十分か。

 リバウンドの予兆を早期に察知して機動的に適用することで、宣言に該当するステージ4(爆発的感染拡大)を回避する「武器」となるはずだった重点措置は、ほぼ機能していない。また、全国知事会は宣言を全国に拡大するよう訴えているが、首相は14日夜の記者会見でもこれに否定的な姿勢を崩さなかった。政府関係者は「ワクチン接種が進まない限り、感染の勢いを止めるファクター(要因)が見当たらない」と話す。

 ある分科会メンバーは息を吐いた。「既に策は尽きている。切り札があるなら、教えてほしい」

西日本新聞


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