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Tohazugatali Medical Review

6030荷主研究者:2021/03/29(月) 23:04:11

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20210315604204.html
2021/03/15 15:00 新潟日報
虫歯菌の顎骨破壊 メカニズム解明
東北大、新潟大など研究グループ

 東北大、新潟大などの研究グループは、虫歯の進行により、虫歯菌が顎骨を破壊する原因を解明した。タンパク質の一種であるCXCL9が顎骨の破壊に関わっており、その効果を阻害する薬剤の投与で抑制できるという。研究グループは、「根尖(こんせん)性歯周炎」を原因とする抜歯の回避や新たな治療法の開発に期待ができるとしている。

 根尖性歯周炎は、虫歯などが原因で歯の根の先に生じた炎症を指す。症状が進行すると歯を支える顎骨を破壊することもある。一般的には、破壊された部分などを治療していくが、効果がない場合は抜歯に至ることもある。

 東北大大学院の齋藤正寛教授らでつくる研究グループによると、虫歯による抜歯の中でも、根尖性歯周炎を原因とするものは約2割を占める。

 研究グループは今回、根尖性歯周炎のマウスで実験。CXCL9がマクロファージと呼ばれる免疫細胞を活性化し、炎症性サイトカインというタンパク質を分泌することで顎骨の破壊を促進していることを発見した。CXCL9の効果を妨げる薬剤を投与したところ、顎骨破壊が抑制されることも分かった。

 研究グループには、新潟大大学院医歯学総合研究科の野杁(のいり)由一郎教授も参加した。野杁教授が以前開発した動物実験の手法が活用されたという。野杁教授は「新しい治療法の開発のほか、整形外科領域への応用も期待できる」と展望を述べた。


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