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Tohazugatali Medical Review

5753チバQ:2020/12/31(木) 22:18:32

 一方で、エッセンシャルワーカー向けに県が5月に開設した窓口には、医療従事者からの相談が13件寄せられた。「心身の不調があっても休めない」「差別や偏見を恐れて医療従事者であることを隠している」などの悩みを抱えつつ、使命感からか、「仕事を辞めることはできない」と追い詰められているという。

 県南地域で軽症や中等症の患者を受け入れる中核病院は満床状態が続き、「医療崩壊の一歩手前」と危機感を募らせている。軽症でも、クラスター(感染者集団)が起きた福祉施設などの患者のケアに労力を要し、負担は大きい。

 看護師の女性(44)は「高齢患者が増えたら今の看護体制では足りない」と焦る。重症化しても高度医療を受ける体力がない場合や、希望しない場合が多く「家族の面会もできず、何もしてあげられずにみとることも。もどかしい」。自身の家族に感染を広げる不安も抱え、「周りのスタッフから『嫌な夢を見る』とよく聞く。自分も、『大変だね』と言われても『近寄らないで』と聞こえる心理状態になってしまった」と打ち明けた。

 医師の男性(44)は「埼玉は元々、医療過疎地域。近隣地域の基幹病院でクラスターが起き、患者が行き場所を失って運ばれてくることもある」とし、「年末年始に通常診療をしながらコロナ対応を並行することが本当にできるのか」と葛藤する。現在は軽快したが、別居する70代の母親も感染し「もし重症化したら、と頭をよぎった。コロナは絶対にかかってはいけない感染症で、誰にとっても人ごとではない」と県民一人一人に対策を求めた。

■コロナ禍の医療現場

 感染拡大の第3波が到来し、県内の病床使用率は一時、6割を超えた。県は11月末に新型コロナウイルス患者用の病床数を「ピーク期」のフェーズ4(1400床)に引き上げ、県内医療機関は仮設病棟を設けるなどして協力。県は医師会などと連携し、発熱などの患者の救急搬送を受ける「疑い患者受け入れ医療機関」や、かかりつけ医が発熱患者を診る「診療・検査医療機関」などの整備も進めてきた。


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