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Tohazugatali Medical Review

5458荷主研究者:2020/06/21(日) 00:18:45

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00553847?isReadConfirmed=true
2020/4/3 05:00 日刊工業新聞
呼吸器疾患薬、風邪コロナの悪化防ぐ 東北大、仕組み解明

 東北大学大学院医学系研究科の山谷睦雄教授らは、ぜんそくなどに使われる治療薬が、風邪の症状を引き起こす「風邪コロナウイルス」の増殖や炎症物質の放出を抑制する仕組みを明らかにした。風邪コロナウイルスの細胞表面への吸着を抑えてウイルス増殖を抑制し、炎症物質の放出量を減らしていた。呼吸器疾患の悪化を予防する治療法につながる。

 一般的に、気管支ぜんそくや慢性閉塞(へいそく)性肺疾患といった呼吸器疾患の治療には、気管支拡張薬や吸入ステロイドといった吸入薬が使われる。

 研究チームはヒトの気道上皮細胞に風邪コロナウイルスを感染させて、呼吸器疾患の治療に使われる薬の影響を調べた。その結果、気管支拡張薬の投与によって、風邪コロナウイルスが細胞に吸着するのに必要な受容体が減少し、細胞から放出されるウイルスも減少した。細胞内にウイルスの遺伝子を放出するのに必要な構造体も減少していた。吸入ステロイド薬を添加すると、ウイルスが感染すると生じる炎症誘導物質の量も減っていた。

 新型コロナウイルスへの応用は「風邪コロナウイルスとは吸着する受容体の種類が異なり、また細胞の中での増殖の仕組みも違うため、同様の効果があるかは分からない」(山谷教授)としている。

(2020/4/3 05:00)


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