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Tohazugatali Medical Review

5312とはずがたり:2020/04/16(木) 11:34:16
>>5311

怒りで溶けそうになりながら色んな意見を拝見した。「一般市民には布マスクを使ってもらうことで医療用サージカルマスクを確保する」「政府は1500万枚の医療用サージカルマスクを確保している」という記事全文も勿論読んだ。


配ってから言ってくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

今!!!現在!!!!!!現場には1枚も届いておりません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「近日中には」はもう!!!!!!!!!!!!聞き飽きた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


正直めちゃめちゃ腹が立つので政府への批判に対して「医療の現場」を人質に取らないでほしい。同業者ならまだしも、門外漢なら尚更だ。
政府批判していたら「医療現場のため」と反論されて委縮してしまった方々、安心してほしい何も届いていない。


ねえねえ、うちのマスクが突然供給ぶった切られたのどういうことなんだろうか?(100%の憶測です)


4月初め。当院で最大80名の新型コロナウイルス感染症患者の受け入れが決定した。看護部長から、「戦中か?」みたいな激励メールが届いた。
空きベット確保のために患者の大移動を行った。無理やり色んな病棟に詰め込まれていく患者さんたち。手術の制限も始まっている。何カ月も待機して、やっと順番が来た患者さんたちの手術が次々延期されていく。

引き続き、全職員マスクは3日に1枚である。仕方がない。ないのだ。本当にないのだ。何十人患者を受け入れる病院であろうと、それが行政の指示であろうと、ないものはないのだ。


「自分の命が軽視されている」ことにようやく気付いた。なんだこれは、なんだこれは、と混乱し続けていたがそういうことなのだ。今、この国から、医療職は「死んでもしょうがない」と思われている。そういう扱いを受けている。

もちろん、医療職だけではないだろう。分かっている。何より、「新型コロナウイルス肺炎疑い」であるにも関わらずPCR検査も入院もさせてもらえない患者さんたち、彼らの危機と苦しみには比較しようもない。本当に心が痛む。

ただ私は、「自分の命が軽視される」という初めての体験の渦中で新鮮な動揺と怒りの中にいる。
自分の“医療従事者”としての核が、揺らぐのを感じる。

HIVだろうと、結核だろうと、どんな感染症も気を引き締めこそすれ怖くはなかった。私はそれを生意気にも「医療従事者としての自負」みたいなもんだと思っていたがどうやら違ったのだ。
あれは、医学的根拠に基づいた万全の対策がとれ、万が一のことがあれば迅速に処置を受けれられるという“安心”があってのものだった。

わが身が危険に晒され続ける状況で、初めてそれを悟った。こんな悟り一生いらんかった。

「片っ端からPCR検査をしたら医療現場が崩壊する」と言っていた皆さま、突然「1日2万件に増やそうかな」と言い始めた政府には「医療現場が崩壊するよ!」と反論するんでしょうか。

本当に、めちゃめちゃムカつくので勝手に「医療現場」を人質に取らないでくれ。

現場の声を聞く気もないくせに。

めちゃめちゃな怒りを込めて初めて丁寧に首相官邸にご意見メールを送った。推しアニメのイベント運営がぐだぐだ過ぎて公式にご意見メールを送った経験がこんなところで生きるとは思わなかった。こんなん一生いかしたくなかった(メールフォームはこちら!

https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html


先日、重鎮たちの会議後のホワイトボードに「●●メディカルから2300枚のマスクを確保」と書いてあった。当院、看護師だけで1000名である。笑えてくる。いまだに布マスク配る気満々らしい政府が、この次の波であろうN95やプラスチックガウンや手袋の不足に対応できる気は到底しない。すぐ隣の病院は、すでに「手袋の使用制限」が始まったそうだ。気が遠くなってくる。

…¥


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