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Tohazugatali Medical Review

5281とはずがたり:2020/04/09(木) 09:12:02
コロナ前の記事と思われるが基本的なことは新しくないんだな。原因不明だった間質性肺炎の原因の一つが明らかになってしかもそれが伝染性強かった感じか?

副腎皮質ステロイド剤と免疫抑制剤が効きやすいタイプと効きにくいタイプがあるとのことだかコロナはどうなんだ?

間質性肺炎
かんしつせいはいえん
http://kompas.hosp.keio.ac.jp/sp/contents/000261.html

概要
間質性肺炎(かんしつせいはいえん)とは、肺の間質(肺の空気が入る部分である肺胞を除いた部分で、主に肺を支える役割を担っている)を中心に炎症を来す疾患の総称です。特発性肺線維症(単に肺線維症ともいう)など多様な病型を含んでいますが、その多くは原因が不明であり、また治療も困難な疾患です。肺は血液中のガス(酸素、二酸化炭素)を大気中のものと交換する臓器であり、大気を取り込む肺胞と毛細血管とが接近して絡み合っています。この肺胞の壁(肺胞壁)や肺胞を取り囲んで支持している組織を間質といいます。

通常、肺炎といった場合には気管支もしくは肺胞の炎症であり、その多くは細菌やウィルスなどの病原微生物の感染によるものです。間質性肺炎の場合は、肺胞壁や支持組織から成る間質に生じる原因不明の炎症であり、一般の肺炎とは異なった症状や経過を示します。間質性肺炎では、炎症が進むと肺胞の壁の部分(肺胞壁)が厚くなり、肺胞の形も不規則になって、肺全体が固くなります。その結果、肺のふくらみが悪くなり、肺活量が落ちると同時に、酸素の吸収効率も悪くなっていき、息苦しくなったり、咳が出たりします。進行すると、肺がさらに縮み、一部は線維性成分の固まりとなり、その部分は肺として機能しなくなります。肺全体の機能が落ちて、血液中の酸素が不足し、日常生活に支障を来す状態を呼吸不全といいます。間質性肺炎の種類によってはこの呼吸不全までは進まないタイプのものもあり、残りの部分で十分に呼吸を続け、日常生活を送ることが可能です。

薬物療法
現在治療効果が認められている薬剤として、副腎皮質ステロイド剤と免疫抑制剤があります。また特発性肺線維症に対しては、抗線維化剤(ピルフェニドン、ニンテダニブ)が使用されます。これらの治療が効きやすい病型とそうでないものとがあるため、間質性肺炎のすべてにこれらの薬剤が有効というわけではありません。またいずれの薬剤も副作用が多いため、病状の進行が緩やかな場合には、これらの薬剤による治療を行わず、経過をみた方が良い場合もあります。これらの薬剤の他に、咳や痰が多い場合に鎮咳剤や去痰剤を使うなどの対症療法が行われることがあります。

生活上の注意

また間質性肺炎は風邪などの感染症をきっかけとして、急激に進行・悪化することがあり、これを急性増悪といいます。急性増悪の症状としては、発熱や急激に悪化する呼吸困難、咳、痰などがあります。風邪を引かないように冬場は人ごみを避けるなどの一般的な注意のほか、該当する症状がある場合にはすぐに外来を受診するようにしてください。

文責: 呼吸器内科外部リンク
最終更新日:2018年12月19日


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